内容説明
トルコ、モロッコ、イエメン、そして革命に沸くエジプト…9.11から3.11までの10年に激動の中東から響いてきた音楽とは?!ベリーダンス、グナワ、スーフィー、民謡酒場、DJ―あなたを未知を音楽空間へご案内します。
目次
はじめに―2011.1.30 エジプト・カイロ
第1章 注目すべき音との出会い―2002.7 トルコ・イスタンブール
第2章 グナワ黒いトランス音楽―2004.6 モロッコ・エッサウィラ
第3章 伝統と現代の狭間で―2005.7 トルコ・イスタンブール
第4章 幸福のアラビアを求めて―2007.1 イエメン・サナア
第5章 トルコ音楽奥の細道―2009.4 トルコ・イスタンブール
第6章 アラブの中心地で出会った音楽と革命―2011.1 エジプト・カイロ
第7章 「この国のすべての通りから自由の声がわきあがる」―2011.10 中東/世界/日本
著者等紹介
サラーム海上[サラームウナガミ]
1967年2月12日生、群馬県高崎市出身。明治大学政経学部卒業。よろずエキゾ風物ライター。伝統音楽とエレクトロニック音楽の出会いをキーワードに、中近東やインドを定期的に旅し、現地の音楽シーンをフィールドワークし続けている。その他、活動領域はラジオやクラブのDJ、料理研究、海外ツアー企画など、多岐にわたる。朝日カルチャーセンター新宿にて、通年講座「ワールド音楽」を開催中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まこと
2
著者の中東音楽への愛情とそれ以上にエジプトからのアラブの春現地レポートとして価値のある一冊。2015/10/10
メルセ・ひすい
2
15-148 シェラトンからスルタンアフメッド駅…路面電車! 即流暢な日本語の客引き!…ベリーダンス、グナワ、スーフィー、民謡酒場、DJ…。トルコからモロッコ、イエメン、革命に沸くエジプトまで、伝統と未来が交叉する中東の音楽空間を案内。中東音楽CDガイド90も収録。★ まず… 1.注目すべき音との出会い 2.グナワ黒いトランス音楽 3.伝統と現代の狭間で 4.幸福のアラビアを求めて 5.トルコ音楽 奥の細道 6.アラブ中心地で出会った音楽と革命 7.「この国のすべての通りから自由の声がわきあがる」 2012/03/28
cochou
1
J-Waveでサラーム海上のことを知り、中東の音楽について興味が湧いたので読んでみた。モロッコ等では音楽と陶酔が直に結び付いていてすごい。ダンスの説明も分かりやすい。アーティストや楽曲の知識が乏しくても音楽探検旅行記として楽しんだ。先進国の旅行者目線でサービスの悪さに腹を立てているのはちょっと気になる。しかし変にインテリぶらずに素直に中東のポップスを愛する姿勢からそんなに気にならない。2018/08/17
カネコ
1
◎2012/07/14
kozawa
1
おもろいわー。音楽紹介と取材&体験旅行記本だけど、最後のカイロ訪問では2011年エジプト政変にもろに重なって一風変わった「中東の春」本亜種でもあったりする。いやでも音楽本としてもえーわー。2012/05/17