感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Glitter
2
非常に厳しい。 グラッサーは器質的なもの以外、精神病は存在しないと言っている。 つまり、てんかんやASDなど限られた疾患以外は個人の「無責任」によって行動が現れているのであって 精神病であるから症状が現れているわけではないと主張している。 無責任な人は他人を邪魔せず、欲求を充足する方法を学ぶことで「責任ある大人」になることができる。 過去や環境は脇において、ひたすら現在に焦点を絞り、責任ある大人として欲求充足する方法を考え実行する。 そしてセラピストはクライエントの責任ある行動を強化するのだ。2019/06/10
じゅんじい
0
犯罪を犯した人の再犯防止に著しい成果を挙げたと知って、読んでみました。「人は<病気>だから無責任に行動するのではない。無責任に行動するから<病気>なのである」とグラッサー博士は明言する。したがって、患者に現実と向き合わせて、責任感を身につけさせるのが「現実療法」である。その前提として、患者との信頼関係を深めることが欠かせない。いろいろな患者との事例でも、そのプロセスがよく理解できるが、治療者の努力と費やす時間が、半端ではないと感じた。2016/10/28
言いたい放題
0
図書館にない2022/05/28
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