虚飾の聖域―弁護士会を支配する巨大権力の正体

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  • サイズ B6判/ページ数 218p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344997608
  • NDC分類 327.14
  • Cコード C0095

内容説明

なぜ私は「業務停止5カ月」の懲戒処分を受けたのか?2億円の財産を守った弁護士は一夜にして、どん底に突き落とされる。そこには、まだ誰も明かしたことのない弁護士会の闇が広がっていた―。

目次

序章 聖と俗と―弁護士はきれい事だけではすまされない(真実を求めて渦中に飛び込む;まみれる覚悟なしに弁護士業はできない)
第1章 それはある高齢資産家のドロドロ財産争いから始まった(再会、公正証書遺言作成;財産管理の依頼を受ける ほか)
第2章 懲戒処分を受けて初めて見えた「弁護士会」の姿(弁護士と弁護士会の関係;不条理極まりない懲戒処分の実態 ほか)
第3章 世間とかけ離れた弁護士たちの恐るべき「常識」(事件の見通しを立てない弁護士;不条理な外国裁判所の離婚裁判 ほか)
第4章 訴えられて見えた「弁護士のあるべき姿」(依頼者を受け入れる弁護士であれ;TVドラマにも使われた、海外認知事件 ほか)

著者等紹介

太田宏美[オオタヒロミ]
太田宏美法律事務所。弁護士。京都大学法学部卒業。徳島県庁勤務を経て、司法試験に合格。1972年、弁護士登録。民事、家事、少年、刑事に加え、行政事件などを専門に、離婚訴訟、税務訴訟などを手がけている。これまで家庭裁判調停委員、裁判所司法委員、東京都公務災害審査委員を務めるなど、精力的に活動。弱者や女性の立場での弁護に定評があり、TV出演、執筆活動なども行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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リョウ

2
確かに弁護士会は筆者の言うようにムラ社会的な面があって、それに合わなければ何かしらの面で不利になることがあるし、だからこそ迎合的になってしまうこともあると思う。それが弁護士会の自浄作用と言えばそうなのかもしれないけど、実際には既得権益を守るためのものになってしまっていないか。弁護士としてどういう活動をすべきか、どういう心構えをすべきかということも書いてあって、心にとめておきたい。2011/06/18

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