お隣りのイスラーム―日本に暮らすムスリムに会いにいく

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お隣りのイスラーム―日本に暮らすムスリムに会いにいく

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  • サイズ B6判/ページ数 289p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784314011556
  • NDC分類 167
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「scripta」好評連載「お隣りのイスラーム」待望の単行本化!

現在日本に暮らすイスラム教徒は10万人以上、モスクは80ヵ所以上、
20以上の大学でハラルフードが提供されるようになった。
それでも、世界に16億人近くいるといわれるムスリムは、日本ではまだまだ少数派。

3・11の震災のあとすぐに、被災地支援に向かった大塚モスクの活動を手伝ったのをきっかけに、
その世界の扉を開いた聞き書きの名手が、日本に移り住み、働くムスリムたちの声を拾い集めた。

インドネシア人の舞踏家、バングラデシュ人のハラルフード店店主、
シリア人のアレッポ石鹸販売会社代表、ウイグル料理店オーナー……
故郷を想い、日本との懸け橋をめざす人たちの言葉から、多様で豊かなイスラムが見えてくる。


【著者情報】
森 まゆみ(もり・まゆみ)
1954年、東京都文京区動坂生まれ。作家。1984年に地域雑誌『谷中・根津・千駄木』を創刊、2009年の終刊まで編集人をつとめる。著書に『鴎外の坂』(芸術選奨文部大臣新人賞)、『「即興詩人」のイタリア』(JTB紀行文学大賞)、『「青鞜」の冒険――女が集まって雑誌をつくるということ』(紫式部文学賞)、近著に『暗い時代の人々』、『子規の音』ほかがある。


【目次】
[パキスタン]ハールーンさん(マスジド大塚事務局長)
[イラン]アリさん(レストラン店主)
[イラン]サミルさん(絨毯店店主)
 *ラアス・アル=ハイマへの旅  アラビア海の真珠
[バングラデシュ]ブイヤンさん(ハラールフード店店主)
 *イスタンブールめちゃめちゃ歩き
[ウイグル]ケリムさん(レストラン店主)
[シリア]ガザールさん(石けん販売)
[インドネシア]ティニさん(舞踊家)
[チュニジア]ブリさん(大使館勤務&沖縄民謡歌手)
 *東京ジャーミイへ  アラビア書道に出会う
[クルド]メメトさん(解体工事会社経営)
[セネガル]ハディさん(人材派遣会社勤務)
[パレスチナ]ユセフさん(研究者)
[マレーシア]ニサさん(研究者&ジャズシンガー)
[ウズベキスタン]シェルさん(ノン販売)

地図(ムスリム人口50%以上の国・地域)
日本のムスリム人口推計
あとがき

内容説明

現在日本に暮らすムスリムは10万人以上、その出身国は100か国以上、世界には16億人以上のムスリムがいる。聞き書きの名手が訪ねた13人の言葉から、多様で豊かなイスラーム世界が見えてくる!

目次

パキスタン クレイシ・ハールーンさん―マスジド大塚事務局長
イラン サダットレザイ・モハマッドアリさん―レストラン店主
イラン エスマイリ・サミルさん―絨毯店店主
ラアス・アル=ハイマへの旅―アラビア海の真珠
バングラデシュ ライハン・カビル・ブイヤンさん―ハラールフード店店主
イスタンブールめちゃめちゃ歩き
ウイグル スラジディン・ケリムさん―レストラン店主
シリア ガザール・イサームさん―石けん販売
インドネシア ティニ・コドラットさん―舞踊家
チュニジア モハメッド・ブリさん―大使館勤務&沖縄民謡歌手〔ほか〕

著者等紹介

森まゆみ[モリマユミ]
1954年、東京都文京区動坂生まれ。作家。1984年に地域雑誌『谷中・根津・千駄木』を創刊、2009年の終刊まで編集人をつとめる。著書に『鴎外の坂』(芸術選奨文部大臣新人賞)、『「即興詩人」のイタリア』(JTB紀行文学大賞)、『「青鞜」の冒険―女が集まって雑誌をつくるということ』(紫式部文学賞)ほかがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

肉尊

49
世界の3人に1人がイスラームである現代において、日本在住のムスリムたちの本音が赤裸々に語られた一冊。印象的だった言葉として、「国のあり方と個人のあり方はつながっている(p138)」「イスラームは宗教というよりむしろ生き方(p18)」「アッラーを信じ、定められた教えに生きることで幸せを感じる(p164)」がある。教えを理解したわけではないが、それを尊重して生きている人たちがいるということは肝に念じる必要がある。宗教は非常に繊細な問題であるが、隣人として無関心というのも気が引ける。今後も謙虚に学んでいきたい。2022/12/07

テツ

39
日本で暮らすムスリムの方々へのインタビュー。誤解されがちだけれど、彼ら彼女らの全てがステレオタイプに描かれるイスラム原理主義者的な方々なわけではない。信仰にはそれぞれ違う幅と深さがある。同じ対象を信仰していても信仰というものの形は一人一人異なるし、当然のことながら人間としてのキャラクターも異なる。まずは知ること。ぼんやりとした不安をなくし「なんだかよくわからないが怖い」というきもちを無くすためには相手を知るしかない。理解しきれなくても知ろうとすることの大切さ。2019/05/17

ケイティ

25
イスラムとは?という解説ではなく、日本に暮らすイスラム教徒たちにインタビューした本。森さんが聞き手としてとても素晴らしく、彼ら彼女らの生き様を中心にイスラム教徒であること、祖国の見方などリラックスした状態で話を引き出している。外国人に接すると常に思うが、みなさん自国のことをよく知っている。シンガポールで生活していると、まさに隣に職場に街中にイスラム教徒はあふれていた。お隣さん、という感覚で知ると、理解や知識があるないの前に個人として捉えられる。そのきっかけもくれた良書。出ている方のお店を巡ってみたい。2019/06/30

ショコラテ

17
小説と違ってノンフィクションは読むのに時間がかかってしまう。以前住んでいたところにモスクがあり、ムスリムもたくさんいたので載ってるかな?と楽しみに読んだけど、東京と埼玉だけだった。残念。世界中でテロが頻発し、イスラームと言えば『自爆テロ』を連想するようになってしまった昨今。『いいことしましょう、悪いことやめましょう。困った人がいたら助けなさい』というのがイスラームの教えで、宗教ではなく生き方だと言う。そんな生き方の人たちが、なぜテロを起こすのか?その疑問はまだ解消しない。2018/07/22

ジュースの素

14
日本に暮らすイスラムの人々を訪ねて話を聞くスタイル。とてもしっかりした人ばかりで祖国が戦乱など大変な目に遭っている人が多い。日本の印象は?と聞くと細かくて正確、もっとゆったりしたら?と何人にも言われる。日本人は冷たいと言う人もいた。家族の繋がりが薄すぎるとも。日本ではまだまだムスリムに対しての理解や融通性が少ないと痛感する。2018/04/02

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