出版社内容情報
危機の背後で蠢く巨額マネー
暗躍する中国・ロシア
日本人には見えていない世界のリアル
ハマスの奇襲攻撃に端を発したイスラエルのガザ紛争は完全に泥沼化。イスラエルはイランとも一触即発の状況にある。第5次中東戦争の危機とも言われる中、アラブ諸国はそのオイルマネーを使って、世界への投資に注力。特に、中東のリーダーであるサウジアラビアの台頭はめざましい。また、大統領選を控えたアメリカが紛争解決に及び腰になる一方、虎視眈々とオイルマネー経済に食い込み始めているのが中国・ロシアだ。中東は、まさに混迷をきわめる世界の縮図である。中東の今を通して、世界の新潮流を理解するための一冊。
内容説明
ハマスの奇襲攻撃に端を発したイスラエル・ガザ紛争は完全に泥沼化。イスラエルはイランとも一触即発の状況にある。第5次中東戦争の危機とも言われる中、アラブ諸国はそのオイルマネーを使って、世界への投資に注力。特に、中東のリーダーであるサウジアラビアの台頭はめざましい。また、大統領選を控えたアメリカが紛争解決に及び腰になる一方、虎視耽々とオイルマネー経済に食い込み始めているのが中国・ロシアだ。中東は、まさに混迷をきわめる世界の縮図である。中東の今を通して、世界の新潮流を理解するための一冊。
目次
第1章 中東の未来を決める国・イスラエルと日本はどうつきあうべきか
第2章 中東のリーダー・サウジアラビアと日本はどうつきあうべきか
第3章 なぜ中東は日本にとって重要なのか
第4章 なぜイランとイスラエルは対立するのか
第5章 なぜハマスはイスラエルと対立するのか
第6章 なぜアメリカは中東戦争を解決できないのか
第7章 日本はパレスチナ問題の解決にどう貢献すべきか
第8章 第5次中東戦争が勃発したら、日本は何をなすべきか
著者等紹介
中川浩一[ナカガワコウイチ]
1969年、京都府生まれ。慶應義塾大学卒業後、1994年外務省入省。1998年~2001年、在イスラエル日本国大使館、対パレスチナ日本政府代表事務所(ガザ)、PLOアラファト議長の通訳を務める。その後、天皇陛下、総理大臣のアラビア語通訳官(小泉総理、安倍総理“第1次”)や在アメリカ合衆国日本国大使館、在エジプト日本国大使館、大臣官房報道課首席事務官などを経て2020年7月、外務省退職。同年8月から国内シンクタンク主席研究員、ビジネスコンサルタント(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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