幻冬舎新書<br> キリスト教の100聖人―人名でわかる歴史と教え

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幻冬舎新書
キリスト教の100聖人―人名でわかる歴史と教え

  • 島田 裕巳【著】
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  • 幻冬舎(2023/09発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 280p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344987050
  • NDC分類 192.88
  • Cコード C0295

出版社内容情報

宗教では聖人と呼ばれ崇められる人物がいる。キリスト教の信仰世界では、〈神と神の子イエス〉はその絶対性ゆえに一般の信者からは遠い存在であるため、両者の間で、信者の悩みや問題を解決する存在として聖者が浮上する。本書では、聖者たちを、イエスの家族と関係者、12人の弟子、福音書の作者、殉教者、布教や拡大に尽力した者、有力な神学者や修道士、宗教改革者など8つのパートに分けて列伝化した。数多の聞き覚えのある名前を手がかりに、歴史だけでなく教義や宗派の秘密まで教えてくれる画期的な一冊。

内容説明

宗教では聖人(仏教では聖人)と呼ばれ崇められる人物がいる。キリスト教の信仰世界では、“神と神の子イエス”はその絶対性ゆえに一般の信者からは遠い存在であるため、両者の間で、信者の悩みや問題を解決する存在として聖人が浮上する。本書では、聖人たちを、イエスの家族と関係者、12人の弟子、福音書の作者、殉教者、布教や拡大に尽力した者、有力な神学者や修道士、宗教改革以降の聖人など8つのパートに分けて列伝化した。数多の聞き覚えのある名前を手がかりに、歴史だけでなく教義や宗派の秘密まで教えてくれる画期的な一冊。

目次

序 聖人とは何か―概略キリスト教
第1部 イエスの家族とイエスとかかわりを持った聖人
第2部 十二使徒
第3部 パウロと福音書作者など
第4部 殉教者たち
第5部 キリスト教公認から教義の確立まで
第6部 拡大するキリスト教
第7部 神学者と修道士
第8部 宗教改革以降

著者等紹介

島田裕巳[シマダヒロミ]
1953年東京都生まれ。作家、宗教学者。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員を歴任。現在、東京女子大学、東京通信大学の両大学で非常勤講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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奏市

9
結構面白く読めた。買ってよかった。時代毎の聖人について知ることでキリスト教がどのように広まっていったかもわかるようになっている。印象深い聖人の1人、ヤコボス。ペルシアのキリスト教徒。改宗を迫られるも拒み、体を切り刻まれる拷問の末殉教。まず親指を切り落とされた時「指をブドウの木にたとえ、たわわに実がなるよう若枝は切り落とされるのだと言い、イエスに接ぎ木される形で新しい信者が生まれるのだ」と語ったそう。パトリキウスの命日であるアイルランドの重要な祝日の聖パトリックの日。緑のビールを飲むとは。ぜひ飲んでみたい。2024/02/11

feodor

5
キリスト教の聖人と聖人崇敬について、カトリックや正教会の伝承を見開き1ページにまとめた新書。初期のイエスの親族や十二使徒あたりから始まり、現代のマザーテレサまで。『黄金伝説』も当然多く出て来るが、著者の視点が独特で仏教など他宗教のものと比較して考えたりする記述もおもしろい。ヨハネス・クリュソストモス(正教会の金口イオアン)の「黄金の口」は「相当に口が悪かった」とまとめられているのとか、なかなかおもしろい。2023/10/11

kokekko

4
西洋画を扱っている美術館を訪れると、かならず存在する宗教画。聖トマス、聖ヒエロニムス、聖トマス、聖カタリナ。そのあたりの人たちの背景をざっくり新書の見開き一枚ずつ解説してくれる新書。『黄金伝説』をひきまくっているのに参考文献リストがないとか、おいおいという読後感はあれど、美術の勉強に使うくらいだったら問題なさそうな軽さ。すぐ読めた。2024/02/16

みのくま

3
本書はキリスト教の聖人を列挙しただけの簡単な本だが、面白い論考も挿入されており楽しく読んだ。兼ねてから一神教を奉じているはずのキリスト教において、聖人という奇跡を起こすような限りなくキリストに近い存在を公認するのは異端的行為なのではないかと感じていた。本書ではまさに聖人信仰は多神教的な信仰形態であると指摘しており、我が意を得たりである。そもそも一神教と多神教にぼく達が思う程大きな断絶などあるのだろうか。ほとんどすべての宗教は多神教的側面と一神教的側面の双方を併せ持っておりそれが人間の普遍宗教ではなかろうか2024/03/30

(ま)

1
venerationのパンテオン...2023/10/06

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