出版社内容情報
宗教では聖人と呼ばれ崇められる人物がいる。キリスト教の信仰世界では、〈神と神の子イエス〉はその絶対性ゆえに一般の信者からは遠い存在であるため、両者の間で、信者の悩みや問題を解決する存在として聖者が浮上する。本書では、聖者たちを、イエスの家族と関係者、12人の弟子、福音書の作者、殉教者、布教や拡大に尽力した者、有力な神学者や修道士、宗教改革者など8つのパートに分けて列伝化した。数多の聞き覚えのある名前を手がかりに、歴史だけでなく教義や宗派の秘密まで教えてくれる画期的な一冊。
内容説明
宗教では聖人(仏教では聖人)と呼ばれ崇められる人物がいる。キリスト教の信仰世界では、“神と神の子イエス”はその絶対性ゆえに一般の信者からは遠い存在であるため、両者の間で、信者の悩みや問題を解決する存在として聖人が浮上する。本書では、聖人たちを、イエスの家族と関係者、12人の弟子、福音書の作者、殉教者、布教や拡大に尽力した者、有力な神学者や修道士、宗教改革以降の聖人など8つのパートに分けて列伝化した。数多の聞き覚えのある名前を手がかりに、歴史だけでなく教義や宗派の秘密まで教えてくれる画期的な一冊。
目次
序 聖人とは何か―概略キリスト教
第1部 イエスの家族とイエスとかかわりを持った聖人
第2部 十二使徒
第3部 パウロと福音書作者など
第4部 殉教者たち
第5部 キリスト教公認から教義の確立まで
第6部 拡大するキリスト教
第7部 神学者と修道士
第8部 宗教改革以降
著者等紹介
島田裕巳[シマダヒロミ]
1953年東京都生まれ。作家、宗教学者。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員を歴任。現在、東京女子大学、東京通信大学の両大学で非常勤講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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