幻冬舎新書<br> 女たちのポリティクス―台頭する世界の女性政治家たち

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幻冬舎新書
女たちのポリティクス―台頭する世界の女性政治家たち

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  • サイズ 新書判/ページ数 262p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344986237
  • NDC分類 312.8
  • Cコード C0295

出版社内容情報

近年、世界中で多くの女性指導者が生まれている。アメリカ初の女性副大統領となったカマラ・ハリスに、コロナ禍で指導力を発揮するメルケル(ドイツ)、アーダーン(ニュージーランド)、蔡英文(台湾)ら各国首脳たち。政治という究極の「男社会」で、彼女たちはどのように闘い、上り詰めていったのか。その政治的手腕を激動の世界情勢と共に解き明かす。いっぽう、女性の政治進出を阻む「サイバー暴行」や、女性国会議員比率が世界166位と大幅に遅れる日本の問題にも言及。コロナ禍の社会で女性の生きにくさがより顕在化し、フェミニズムの機運高まる中「女たちのポリティクス」はどう在るべきか。その未来も照らす1冊。

内容説明

近年、世界中で多くの女性指導者が生まれている。アメリカ初の女性副大統領となったカマラ・ハリスに、コロナ禍で指導力を発揮するメルケル(ドイツ)、アーダーン(ニュージーランド)、蔡英文(台湾)ら各国首脳たち。政治という究極の「男社会」で、彼女たちはどのように闘い、上り詰めていったのか。その政治的手腕を激動の世界情勢と共に解き明かす。いっぽう、女性の政治進出を阻む「サイバー暴行」や、女性国会議員比率が世界166位と大幅に遅れる日本の問題にも言及。コロナ禍の社会で女性の生きにくさがより顕在化し、フェミニズムの気運高まる中「女たちのポリティクス」はどう在るべきか。その未来も照らす一冊。

目次

EU離脱とメイ首相―おしゃれ番長はパンチバッグ
メルケル時代の終焉―EUの「賢母」か「毒親」か
「ナショナリズム」アレルギーのとばっちりを受けて―スコットランドのスタージョン首相
アレクサンドリア・オカシオ=コルテス―どえらい女性議員がやってきたヤア!ヤア!ヤア!
極右を率いる女たち―新たなマリーヌ・ル・ペンが続々と現れている理由
「インスタ映え政治」の申し子―ニュージーランドのアーダーン首相
「サイバー暴行」と女性政治家たち―叩かれても、踏まれても
サッチャーの亡霊につきまとわれて―メイ首相辞任の裏側
トランプはなぜ非白人女性議員たちを叩くのか―またそんなコテコテの差別発言を
合意なきブレグジットを阻止するのは全女性内閣?
育児のための辞任は反フェミニズム的?―スコットランドの女性党首の決断
英国女王とジョンソン首相の微妙な関係―宿敵のような、でも実は同族の二人
英総選挙を女性問題の視点から見る―辞める女性議員たちと、出馬する女性たち
若き女性たちが率いる国が誕生―フィンランド政治に何が起きているのか
スコットランド独立の悲願―ニコラ・スタージョンの逆襲
日本の右派女性議員をウォッチする―自民党のメルケルになれるのは誰なのか
コロナ危機で成功した指導者に女性が多い理由
「ブラック・ライヴズ・マター」運動を立ち上げた女性たち
小池百合子とフェミニズム
マーガレット・サッチャー再考―彼女はポピュリズムの女王だったのか

著者等紹介

ブレイディみかこ[ブレイディミカコ]
ライター・コラムニスト。1965年福岡市生まれ。福岡県立修猷館高校卒。1996年から英国ブライトン在住。2017年、『子どもたちの階級闘争 ブロークン・ブリテンの無料託児所から』で第一六回新潮ドキュメント賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

榊原 香織

73
面白い! 毒舌に磨きがかかる。やはり女は女に厳しいかw  メイ、メルケル(もう過去の人)小池、等の話は笑った。スコットランド事情は疎いのでぴんと来なかったけど。 AOC(アレクサンドリア・オカシオ=コルテス議員)の、キレッキレダンス流出動画観てみたい。 2021年刊2022/04/05

ずっきん

72
『ぼくはイエローで〜』もよかったけど、やっぱこっち系が本領発揮という気がする。「揺れる欧州の中心に坐する漬物石メルケル」「人種やジェンダーだけでなく、上と下(格差)との対立」対立も多様性を増し、構造的に複雑になってるよなあ。フェモナショナリズムについては、とても勉強になった。うーん、陥りがちなので気をつけねば。著者のシビアかつ明快明晰な語り口がとてもいい。2021/11/23

さぜん

65
世界の女性政治家達をブレイディさん節で論じた一冊。彼女達が政治の舞台に出てくる背景や社会情勢を考察している。世界を見ても女性政治家は少ない。ガラスの天井はまだ分厚い。興味深いのはフィンランド。5党連立政権の党首は女性であり女性首相が誕生した(2020年)今の日本では想像もつかない。かといってダークサイドの面もあるそうだ。女性の個人的尊厳より経済的独立に重きを置いたことでDVが多いらしい。ジェンダー平等が進む一方で置き去りにされているもの。それでも、今の日本よりずっと前進的。2023/12/19

ネギっ子gen

65
【深く地に根を張ったイシューをどうにかしようと思ったら、使えるものは何でも使う必要がある。上からも下からも潰していかないと「これまでの常識」は突き崩していけない】世界中で多くの女性指導者が生まれた。カマラ・ハリスにメルケルら。政治という究極の「男社会」で、彼女たちはどのように闘い、上り詰めたか。コロナ禍の社会で女性の生きにくさがより顕在化する中、「女たちのポリティクス」はどう在るべきか問うた書。一方、女性の政治進出を阻む「サイバー暴行」や、女性国会議員比率が世界166位と大幅に遅れる日本の問題にも言及。⇒2023/01/31

速読おやじ

42
そういえば最近女性のトップ政治家が増えてきた。日本でも高市さんなんかは本気で首相を狙いそうだ。ブレグジットが上手く出来ずに酷評されたメイ首相のように「決められない」政治家もいるし、メルケルのように自分を育ててくれたコールをばっさり切ってほぼ独裁的な強い指導者もいる。フィンランドでは34歳の女性首相サンナ・マリンが誕生している。ほんでもってその連結政権の党首は全員女性で大半が30代前半!世界はもうぶっ飛んでいる。米民主党のAOC(コルテス)のパフォーマンスも凄い。小池百合子も含めて、女性政治家が熱い!2022/03/14

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