出版社内容情報
東京大空襲を生延びた教師、書に命を燃やす。
内容説明
東京大空襲から奇跡の生還をとげ、戦後日本を勤勉実直な教師として生きた井上は、同時に、書壇も画壇も蹴飛ばし、常識を覆し、前衛書道も笑い飛ばす、一匹狼の書家でもあった。書に命を燃やす「型破りの凡人」像を描く。
目次
第1章 東京大空襲
第2章 失意・復活・デビュー
第3章 墨人会結成
第4章 愚徹への道
第5章 カボチャ先生
第6章 五十代の危機
第7章 作品集を作る
第8章 最後の戦い
著者等紹介
海上雅臣[ウナガミマサオミ]
1931年東京都生まれ。1964~75年カラープランニングセンター専務理事。この間1964~71年、東京・銀座に壱番館画廊設営。2002年第9会日本現代芸術振興賞。(株)UNAC TOKYO主宰(1974年創立)。六月の風会代表。国際美術評論家連盟会員
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