幻冬舎新書<br> おしゃれ嫌い―私たちがユニクロを選ぶ本当の理由

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幻冬舎新書
おしゃれ嫌い―私たちがユニクロを選ぶ本当の理由

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  • サイズ 新書判/ページ数 174p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344985681
  • NDC分類 383.1
  • Cコード C0295

内容説明

日本の「国民服」となったユニクロ。長く無視していたファッション誌も今ではユニクロの虜だ。ここまで普及した理由は、服は特別、おしゃれは難しいという思い込みを解き、服で個性を競うことに疲れた人々の心を掴んだから。誰も服に余計なお金も時間も使いたくない。ユニクロはその変化にいち早く気づき、「見た目」をよくするための服ではなく、「くらし」をよくするための服を提案し続けてきた。それは世界をも席巻している。これまで指摘されることのなかったユニクロのメッセージと消費の変化を気鋭の社会学者が鮮やかに読み解く。

目次

第1章 なぜ、ユニクロが「国民服」になったのか?(「国民服」への道;ファッションの魔法を解いたユニクロ ほか)
第2章 ユニクロは「服」ではなく、「くらし」を売っている(服を着るために正しい理由が必要になった;倫理的に正しいものにお金を使いたい ほか)
第3章 みんな、おしゃれよりもくらしが好き(ファッションからライフスタイルへ;ファッションはもう流行ではない ほか)
第4章 ユニクロがおしゃれの勝負を終わらせた(かつておしゃれは競うものだった;犬か猫か?やることがなくなったファッション誌 ほか)
第5章 ユニクロ隆盛時代の欲望のかたち(「くらし」の時代に寄り添うユニクロ;すべては「いいね」と「共感」のために ほか)

著者等紹介

米澤泉[ヨネザワイズミ]
甲南女子大学人間科学部文化社会学科教授。1970年京都生まれ。同志社大学文学部卒業。大阪大学大学院言語文化研究科博士後期課程単位取得満期退学。専門は女子学(ファッション文化論、化粧文化論など)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

GAKU

51
ユニクロの宣伝誌のようでした。ユニクロの製品は好きだけれども、ユニクロの企業体質は好きではない。2019/10/24

けいぴ

44
今は服に余計なお金も時間も使いたくない人が増えている。おしゃれで競わなくなった代わりに「ていねいなくらし」=「意識の高さ」で競うようになった。ユニクロは「くらし」をよくするための服を提案している、等々。私もたくさんユニクロの服を利用してきたけれど、なるほどと納得できる内容だった。ただ ユニクロはエシカルなのかは??? 2019/11/16

chiseiok

40
筆者と世代が近い事もあってか、なかなか面白かった。ファッション誌のコンテンツがユニクロの影響でどう変化してきたか?という切り口。『ananと言えば…』『JJと言えば…』と自分が感じてたのとは全く様変りしてるんですなぁ。編集も、個性より共感、おしゃれよりくらし、デザイントレンドだけではなくエシカルかフェア・トレードか?という価値観。コードバンだのリアルファーだのグースダウン90%だの喜んじゃう奴は意識が低いって事なっちゃうのか。ちょっと寂しく感じるのは、そんだけ自分が歳取っちゃったって事ですな(^_^;)。2021/11/28

kum

27
タイトルに興味を持って図書館で借りてみた。服で個性を競う時代から、服に余計なお金も時間もかけず、むしろ暮らしを大切にする時代へ。かつてラグジュアリー路線だったファッション誌までもがいまやユニクロを追いかけているという特集記事の変遷など、なかなか面白かった。ファッションより健康、疲れないオシャレ、というのはもはや中高年だけのものではないらしい。2019/11/25

みなみ

25
ユニクロの台頭を通じて、ファッションの意味の移り変わりを解説する新書。現代では、画期的な機能性や普遍的なデザイン性を兼ね備える「ライフウェア」として服が着られている。服装により他者と競争するのではなく、「ていねいな暮らし」というより抽象的なもので競うようになったという筆者の主張には、なるほどと納得してしまった。また、ファッション誌の特集でファッションが取り上げられなくなっていたり、読者が少なくなっているという記載も最近薄々感じていることだったので、やっぱりの一言。2022/01/21

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