内容説明
「肝・心・脾・肺・腎」という五臓で人間の体を捉える中国伝統医学。中でもとくに重要なのが「腎」。腎は腎臓だけでなく成長・生殖の働きも含み、生命の素となるエネルギー=腎精を蓄えている。腎の衰えは性欲・やる気の低下として表れるだけでなく、脳の働きも左右する。加齢と共に減る腎精をどう長持ちさせるか?決め手になるのが「食こそ薬」と考える食養生法だ。「毎日一握りのナッツを」「肉は骨つき・皮つきが基本」「食べても消化できなければ毒になる」等、2000年の伝統から編み出された究極の「抗衰老」。
目次
第1章 なぜ40歳を過ぎたら中国医学なのか?(衰えかけた体力をもう一度盛り上げる;とにかく食べすぎはダメ ほか)
第2章 老ける・老けないは腎の力で決まる(肝、心、脾、肺、腎―五臓;全身にエネルギーをめぐらせる肝の働き ほか)
第3章 五臓の働きを知って健康をキープする(全身に気をめぐらせるモーターとしての肝“肝と腎”;肝は血を溜めておくダムでもある ほか)
第4章 腎の力を目減りさせない腎精チャージ食材(山芋―腎と脾の両方に効果あり;キノコ類―漢方薬にも薬膳にもフル活躍 ほか)
第5章 超簡単レシピで腎精チャージ生活(薬膳生活を始めた56歳男性に聞いてみた;骨つき鶏肉 ほか)
付録 40代以降を元気に過ごすための漢方薬
著者等紹介
阪口珠未[サカグチスミ]
株式会社漢方キッチン(薬店・薬膳スクール)代表。国立北京中医薬大学提携・日本中医薬大学講師。文部省国費留学生として、北京中医薬大学で中医学を学び、同大付属病院にて臨床と実習を行う。1999年、株式会社漢方キッチン設立。東京・恵比寿にて薬膳スクールと薬店を経営しながら、清代の西太后の宮廷薬膳を研究。企業や自治体でのコンサルティング実績も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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