内容説明
地政学的に仮想敵国の目の前にいながら、国防上では穴だらけの国、日本。海岸線沿いには54基の原発がずらりと並んでいるわけだが、それらへの攻撃は通常兵器に頼る必要すらなく、少人数のテロリストが電源喪失をするだけで済むことは3・11で露呈してしまった。実際にISの「敵リスト」に日本が入っている昨今、日本はこの脅威にどう立ち向かえばいいのか?憲法9条はどうすべきなのか?世界各国の紛争地で武装解除をしてきた著者が、日本がまさに直面している危機と解決策について具体的に説く。
目次
第1章 グローバルテロリズムの到来
第2章 テロリストによる核攻撃の脅威
第3章 テロリストは無限に増え続けるのか
第4章 テロリストは日本をどう見ているのか
第5章 テロリストにどう向き合うか
第6章 グローバルテロリズムの震源地
第7章 アメリカの試行錯誤と日本
第8章 テロに対峙するための新9条
著者等紹介
伊勢〓賢治[イセザキケンジ]
東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授。1957年東京都生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了。インド留学中、スラム住民の居住権獲得運動を組織。その後、国際NGOに在籍し、アフリカで開発援助に携わる。国連PKO幹部として東ティモール暫定行政府の県知事を務め、シエラレオネでは武装解除を行い、アフガニスタンでは日本政府特別代表として同じく武装解除を指揮する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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樋口佳之
skunk_c
こも 旧柏バカ一代
厭世GUY
よし