内容説明
吉田松陰が松下村塾で指導した期間は二年にも満たない。だが、物置小屋を改造して作った八畳一間の講義室からは、高杉晋作、伊藤博文、山県有朋ら、明治維新をになった多くの若者たちが羽ばたいていった。なぜ松陰は短期間でこれほど多くの偉人を生み出せたのか。その秘密はゼミ方式の実践的な教育スタイルと、己の生死すら度外視した驚異的なアジテーション力にあった。その松陰の妹・文を妻とし、彼の遺志を継いで尊王攘夷に殉じた男・久坂玄瑞。愛憎に満ちた二人の師弟関係を解き明かしながら、維新の礎となった男たちの生涯に迫る。
目次
第1章 吉田松陰と黒船(七人きょうだいの次男として生まれた吉田松陰;藩の兵学師範になるためのスパルタ教育 ほか)
第2章 吉田松陰の教育論(弟子を救うために、絶食で抗議;徹夜で記した「金子重輔行状」 ほか)
第3章 松陰と玄瑞、師弟の絆(久坂玄瑞と松陰の妹・文との結婚;アメリカ総領事ハリスの来訪 ほか)
第4章 久坂玄瑞と禁門の変(久坂玄瑞の悔恨と決意;長州藩の公武合体運動 ほか)
著者等紹介
河合敦[カワイアツシ]
1965年、東京都生まれ。青山学院大学史学科卒業、早稲田大学大学院修士課程修了(日本史専攻)。都立高校の教師として教壇に立ちながら、歴史作家・歴史研究家として、数多くの著作を刊行。2013年、東京都を退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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