幻冬舎新書<br> 説得力ある伝え方―口下手がハンデでなくなる68の知恵

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幻冬舎新書
説得力ある伝え方―口下手がハンデでなくなる68の知恵

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  • サイズ 新書判/ページ数 213p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344983649
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C0295

内容説明

説得とは相手を言い負かすことではない。自分と相手の共通のゴールを示し、納得した相手に自発的に態度や行動を変えてもらうのが、「説得する」ということ。天性の才能や話術がなくても、ちょっとした工夫で、あなたの話の説得力は飛躍的に高まる。「テクニックで誘導すると良い関係が築けない」「『これが自分の聞きたかったこと』と相手に思わせる」「教師、芸人、占い師etc.自分を捨てて役割を演じる」―カリスマ塾長・経営者・弁護士として多くの人の心を動かしてきた体験から編み出された、実践的説得の極意。

目次

第1章 人はどんなときに説得されるのか(「協調性がある」と「他人の言いなりになる」は違う;説得とは「相手を言い負かす」ことではない ほか)
第2章 説得して、されて、私が体得したこと(人気急降下中の業界に飛び込んでもらうための説得;「意見の対立」がどこから生じているのかを探る ほか)
第3章 口下手でOK!説得力ある伝え方(説得力の中核にあるのは「事実」「論理」「言葉」;相手が自ら従おうという気になるのが「権威」 ほか)
第4章 正答のない世界で生きるために(説得が不要な世の中は多様性がなくて息苦しい;情報を共有しなければ議論はいつまでも平行線 ほか)

著者等紹介

伊藤真[イトウマコト]
1958年生まれ。東京大学法学部卒業。弁護士。伊藤塾塾長。司法試験、法科大学院、公務員試験、法律資格試験の受験指導を幅広く展開。高度で親身な講義と高い合格率により「カリスマ塾長」として熱烈な支持を集める。「憲法の伝道師」としても精力的に講演・執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はる

28
★★★★☆。付箋をたくさん貼り付けたくなるほどの良書。「「説得」に一番必要なのは「熱意」なんだけど、ただ、一方的に話すよりは方法論やプロセスは知らないよりも知っていた方が役に立つよね。」という内容。しかも著者は弁護士さんなので極めてフラットに多角的な視野と現実を織り交ぜて書いてあるので、実践もしやすい。惜しいと感じる点は二つ。上記の事を感じながらも2/3くらい読んだところで飽きてしまった事と「原発だ憲法だ」という例えを持ち出さずに冒頭に書いてある「クーラー問題」くらいのレベルの話で進めて欲しかった事。2015/04/30

Humbaba

12
基本的に完全なメリットしかなく、全くデメリットがない案は存在しない。特に、意見が対立するような場においては、どちらにもそれなりのメリットが有る。自分の案を押したくなるのは当然だし、それは必要なことだがそちらを主張するだけで相手の話を聞かないのでは、説得することは不可能である。相手の意見を聞き、その主張を組んだ上で時間軸や視点を変えることで、自分たちの意見を上手に伝えることが大切である。2015/02/14

かめぴ

9
すべてああすればいい、こうすればいい的なことでなく、自身で思考できるところが、また良いな。説得。命令でも、強制でもなく、相手を納得させることは、意外に難しい。ので読んでみた。おもしろい。2014/12/13

RED FOX

8
ディベートでも脅迫でも詐欺でもない「説得」の真の意味の説明。権威なし、お金もなし・・・だからこそ持てる説得の最強の武器とは?憲法が本来持つ国民への愛に対する遵守の姿勢にも好感。2015/07/09

full

5
説得とは相手お言い負かすことではない。自分と相手の共通のゴールを示し、納得した相手に自発的に態度や行動を変えてもらう事。に尽きると思います。 やはり私はどこかで、言い負かそうとしている様です。 もっと、相手に寄り添わなければ・・・ですね2018/03/20

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