幻冬舎新書<br> 日本の軍歌―国民的音楽の歴史

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幻冬舎新書
日本の軍歌―国民的音楽の歴史

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  • サイズ 新書判/ページ数 274p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344983533
  • NDC分類 767.6
  • Cコード C0295

内容説明

軍歌は、日本史上、最も国民の心を掴んだ音楽だ。初めての軍歌「来れや来れ」が登場した一八八五年から終戦の一九四五年までに作られた曲は一万超。軍歌は、政府にとって国民を戦争に動員するための道具であり、国民には最も身近な娯楽、レコード会社・新聞社・出版社には、確実に儲かる商品だった。誕生から末路まで、史上最大の大衆音楽の引力に迫る。

目次

第1章 軍歌の誕生 エリートたちの創作
第2章 軍歌の普及 国民的エンターテインメント
第3章 越境する軍歌、引きこもる軍歌
第4章 軍歌の復活 「軍歌大国」への道
第5章 軍歌の全盛 「音楽は軍需品なり」
第6章 戦後の軍歌、未来の軍歌

著者等紹介

辻田真佐憲[ツジタマサノリ]
1984年大阪府生まれ。慶應義塾大学文学部卒業後、同大学大学院文学研究科修士課程中退。中学生の時から世界中の軍歌を収集し、大学生の時にその成果をまとめたウェブサイト「西洋軍歌蒐集館」を開設。以後、独立研究者として「軍歌を中心とした、世界のプロパガンダ」を研究テーマとする。国際学会からテレビ・ラジオまで様々な場面で軍歌の情報を発信。近年は自ら軍歌CDの復刻にも取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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