内容説明
「発達障害」と診断されるケースが急増している。子どもだけでなく、大人もだ。児童のADHDの有病率は六%に達し、学習障害は一〇%に及ぶ。なぜ猛烈な勢いで増えているのか。一方で「発達障害」と診断されながら、実際は「愛着障害」であるケースが数多く見過ごされている。根本的な手当てがなされないため、症状をこじらせるケースも少なくない。「発達障害」と似て非なる「愛着障害」とは、いったい何なのか?本当に必要な対処とは?「発達障害」は現在、大きな岐路にある。その急増が意味する真のメッセージを明らかにする、衝撃と希望の書。
目次
第1章 「発達障害」急増の謎に迫る
第2章 「発達障害」にひそむ愛着障害
第3章 愛着スタイルは「第二の遺伝子」
第4章 生物学的メカニズムからわかること
第5章 「発達障害」は社会を映し出す
第6章 「障害」と「才能」は背中合わせ
第7章 非定型発達の子を伸ばすコツ
第8章 安定した愛着こそ子どもを伸ばす
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