幻冬舎新書<br> 血税空港―本日も遠く高く不便な空の便

個数:
電子版価格
¥794
  • 電子版あり

幻冬舎新書
血税空港―本日も遠く高く不便な空の便

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 250p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344981270
  • NDC分類 687.9
  • Cコード C0295

内容説明

「オープンスカイ」(=空の自由化)の世界的潮流でアジア各国が空港を整備し飛躍するなか、日本は致命的な後れを取った。羽田空港は頭打ちの国内線中心。米航空会社に占められ新規参入枠がない成田空港は、「アジアの玄関口」の座を周辺諸国に奪われて久しい。鳴り物入りでオープンした関西国際空港をはじめ、全国津々浦々99の空港のほとんどが火の車だ。その補填のため毎年5000億円もの税金が垂れ流し。そんな航空行政の呆れた実態を緊急告発。

目次

第1章 静岡空港「開港延期」の裏事情
第2章 オープンスカイという逆風
第3章 成田空港の呪縛
第4章 泥沼の関空経営
第5章 赤字「空港」の支え「空整特会」
第6章 激変する世界の空
第7章 生き残り策

著者等紹介

森功[モリイサオ]
1961年福岡県生まれ。岡山大学文学部卒。新潮社勤務などを経て、フリーランスのノンフィクションライターとなる。「月刊現代」に連載した「ヤメ検―司法に巣喰う生態系の研究」と「同和と銀行」が二年連続して雑誌ジャーナリズム賞作品賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まめタンク

10
日本には現在99の空港がある。都道府県の倍近い数だ。おらが村にも空港を、とばかりに日行政は空港を乱設してきた。空港の財源は空港特会と呼ばれ、プール制を敷いている。空港利用者から毎回2000円近くが徴収されている計算になる。空港特会の財源5000億円ほど。日本の空港は9割近くが赤字だという。本書のタイトル「血税空港」とあるように、空港の未来は血税の未来と言えるだろう。2011/08/18

あらあらら

4
地方空港がダメなんだろう思ってたら、成田や関空も福岡もダメなんだ!2014/11/21

tomo

4
日本の航空行政がいかにダメダメなのかを、これでもかとばかりに論じた新書。世界的潮流であるオープンスカイへ乗り遅れそうな日本、赤字にあえぐ地方空港、仁川空港にハブ空港のポジションを持っていかれるといった話は、ほかの雑誌などでもしきりに指摘されている問題だが、こうして1冊にまとめてみるとなかなか読み応えがある。ルクセンブルクの空港が貨物便で潤っていることは知らなかった。2009/07/28

mochizo

3
10年位前の本だが、言っている理論は変わらないと思います。ただ、この時代ほど「成田は国際、羽田は国内」という風潮は無くなりつつあります。また、能登空港のような優秀な空港運営しているところもあるのですね。地方空港駄目のようなひとまとめの考え方ではなく、いいところは伸ばすという考え方も必要でしょう。2019/02/08

konaka

3
3/5 郵政も法曹も空港も「年次改革要望書」に沿ってすすめられる。51番目の州の面目躍如といったところか。2009/10/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/498277
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品