出版社内容情報
200年に及ぶ帝政を打倒し、世界初の社会主義国を樹立したロシア革命の本質は「反戦運動」だった! 二月革命勃発から100年を迎える今年、まったく新しい視点で20世紀最大の社会実験の実体を捉え直す。
広瀬 隆[ヒロセタカシ]
内容説明
四〇〇年近くに及ぶ帝政を打倒し、世界初の社会主義国を樹立したロシア革命。貧困を克服し、第一次世界大戦を終わらせるという崇高な理想のもとにつくられたソヴィエト連邦が、いかに当初の精神を失い、粛清の嵐の吹く独裁国家へと変貌を遂げていったのか。革命の主人公レーニン、トロツキー、スターリンたちをめぐる人間模様、バクー油田を巡る欧米諸国との利権争いなども描きながら、革命の全貌と真実にせまる。
目次
第1章 “ロシア革命の父”レーニンはどこから現われたか
第2章 第一次世界大戦が開戦し、革命が勃発した!
第3章 十月革命とソヴィエト連邦誕生への道
第4章 粛清の嵐と独裁者スターリンの登場
第5章 そして革命は続く…
第6章 バクー油田の権益と、フランスとの密約貿易
著者等紹介
広瀬隆[ヒロセタカシ]
作家。1943年、東京生まれ。早稲田大学卒業。世界史、日本史、原発問題など幅広い分野で執筆を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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