内容説明
ロックが生まれて約半世紀。今、ロックは予想していなかった前人未到の場所にいる。世界最高のロックンロール・バンド、ストーンズは2006年、新作のワールドツアーを敢行した。ボブ・ディランは1988年から続く終わらないツアー中だ。ポール・マッカートニーは66歳にして創造力の横溢する驚異の新作をリリースした―。かつてのようには売れない。決して全盛期を超えることはできない。それでもなお、現役として新しい曲を書き前進を続ける“年老いたロッカー”14人の姿から、見えない未来を生きるための指針が見えてくる。
目次
「立場が人をつくる」の典型―ミック・ジャガー
ノスタルジーという罠を解き放つ生命力―ジョン・フォガティ
吹っ切れた郷愁、明日への希望―エリック・バードン
現役クリエイターの証左としての迷い―ポール・マッカートニー
勇気あるラスト・メッセージ―リー・ヘイズルウッド
終わりなき自叙伝―ロジャー・マッギン
9・11以降の世界に響く歌声―ディオン
荒れ狂う海に漂うコルク―ブライアン・ウイルソン
63歳での開花―リンゴ・スター
63歳の青春―シルヴィー・ヴァルタン
40年目の再出発―エルトン・ジョン
新しいオールディーズ―アル・ジャーディン
人生の初心者、そして生存者―グレアム・ナッシュ
近い過去、遠い未来―ボブ・ディラン
著者等紹介
中山康樹[ナカヤマヤスキ]
1952年、大阪府生まれ。音楽評論家。元「スイングジャーナル」編集長。多くのミュージシャン、とくにマイルス・デイヴィスとの長年にわたる交流は広く知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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