IoT時代のロジスティクス戦略

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  • サイズ B6判/ページ数 210p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344974401
  • NDC分類 675.4
  • Cコード C2033

内容説明

あらゆるモノがネットにつながる時代、企業の最適化&顧客満足度向上を実現する“新”物流とは。大手企業の物流改革を数多く手掛け、業績向上に貢献してきたロジスティクスコンサルタントが徹底解説。

目次

第1章 物流を激変させる、IoTのインパクト(脚光を浴び始めた「物流」;止まらない人口減少―物量は減少の一途をたどる ほか)
第2章 顧客に付加価値を与える物流とは?(改革の前提となる「オムニチャネル」とは?;オムニチャネルの三つの要素 ほか)
第3章 競争力を高める物流戦略策定のケーススタディ(「基盤的ロジスティクス」の構築;「売り上げを増やす」は「売り場を拡大する」と同義か? ほか)
第4章 物流で付加価値を創出した者だけが、IoT時代の競争を制する(未来のロジスティクス―(1)オペレーションレベル
未来のロジスティクス―(2)プランニングレベル ほか)

著者等紹介

秋葉淳一[アキバジュンイチ]
株式会社フレームワークス代表取締役社長。1987年4月大手鉄鋼メーカー系のゼネコンに入社。制御用コンピュータ開発と生産管理システムの構築に携わる。その後、多くの企業のサプライチェーンマネジメントシステム(SCM)の構築とそれに伴うビジネスプロセス・リエンジニアリング(BPR)のコンサルティングに従事。2005年8月株式会社フレームワークスに入社、SCM・ロジスティクスコンサルタントとしてロジスティクスの構築や改革、および倉庫管理システム(WMS)の導入をサポートしている

渡辺重光[ワタナベシゲミツ]
株式会社フレームワークス代表取締役会長。株式会社日本ビジネスクリエイト代表取締役会長。1986年4月清水港を基点に200年以上続くグループの物流系情報システム企業に入社。まだパソコンも普及していない時代から物流のIT化に携わる。その後、日本製として初の本格的な倉庫管理システム(WMS)の開発販売事業を開始。以降、SCM・ロジスティクスコンサルタントとして大手企業の先進的なSCMの構築や改革、およびロジスティクスのデジタル化をサポートしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kentaro

27
今次世代物流システムとして、構想されることの一つとして、スマートグラスや、センサー、ロボティクスを組み合わせることにより、倉庫内の最適化を図り、さらに人工知能を活用して、倉庫間の全体最適を図ることだ。 また物流企画のレベルでは、ビッグデータ解析から導き出された情報から見逃されてきた非効率な分野の検出が可能になる。データを分析することで、サプライチェーンでの遅れや、顧客の不満をあらかじめ予測し、顧客体験の改善を促すことが出来る。 例えば、車両の運行状況をリアルタイムで確認したり、高精度な到着予測ができる。2020/02/09

tom1969

14
Amazonから推薦されて買ってしまったが、物足りない。現時点のロジスティックスで5年後がない。ここ数年で大きく革新する世界より注目しているのだが、実際の物流倉庫の方が進んでいる。2016/07/29

takayuki

7
顧客視点での物流のオムニチャネルを実現させるための考え方がまとめられていて、ロジについて疎かったですが勉強になりました。物流の基盤戦略、確かにものづくり力は強いけどここが弱いのが日本のものづくり企業ですね!もっとホワイトカラーを投入すべきと個人的にも考えるようになりました。2016/04/03

HALI_HALI

4
デジタル化が最も遅れている産業の1つ物流。だからこそスタートアップ企業が参入を続けている。本書ではIoT化が進む社会で物流業界がどのように変革していくかの潮流を述べている。リアルタイムでの動静配信など、単に物を運ぶ従来のサービスに新たな付加価値が求めらるのは必死。事例としては物の流れを基にマーケティングを行ったり、SCMの全体最適化や需給の予測を行ったりなど。目まぐるしく変化する世の中にあって、その真っ只中にある物流業界は刺激的である。2019/06/26

Tsubasa-1125

1
図書館で借りた一冊。物流における優先順位は安全→品質→コストであるべき。消費者は迅速に柔軟に受け取りが出来ればよく、物流プロセスに関心はない。物流で付加価値を考えていないのであればアウトソーシングも選択肢の1つである。2022/01/11

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