職場改革で実現する介護業界の人材獲得戦略

馬場 拓也【著】

幻冬舎メディアコンサルティング（2015/09発売）

• サイズ B6判／ページ数 212p／高さ 19cm
• 商品コード 9784344972933
• NDC分類 369.26
• Cコード C0034

内容説明

ただのケアから究極のホスピタリティへ、マニュアル重視チームからクリエイティブチームへ、職場環境を変えれば、人材不足は解消できる。若手人材が集まる社会福祉法人の経営に携わるアルマーニの元トップセールスマンが語る介護現場の改革術。

目次

１０年後に８０万人の職員が不足。介護業界を襲う未曾有の人材問題（人材不足に揺れる介護施設の現状；社会的にも、介護業界の人材確保は急務である　ほか）
制度、職場環境、イメージ―人材獲得を阻害する三つの障壁（人材不足を生む三つの壁；壁その１：行政・制度の壁　ほか）
介護現場を、若手が集まる魅力的な職場に変える「四つの改革」（お節介護の核となるのは、ホスピタリティ；アルマーニ時代の経験からホスピタリティに目覚める　ほか）
地元の「マイルドヤンキー」を戦力化する、地域密着の介護システム（介護業界の問題は、外部への情報発信力が不足していること；業界全体がイメージアップに本気で取り組まねばならない　ほか）
旧来のイメージ払拭が、介護業界で働き手を集める一番の近道（介護業界は地域社会活性化の鍵；福祉施設ならではの、地域貢献を模索する　ほか）

著者等紹介

馬場拓也［ババタクヤ］
社会福祉法人愛川舜寿会ミノワホーム経営企画室長。神奈川県生まれ。大学卒業後、ファッション業界に進み、某外資系アパレルブランドを経て２００１年ジョルジオアルマーニジャパン株式会社入社。２００５年にはＥＭＰＯＲＩＯ　ＡＲＭＡＮＩで月間販売セールス全国トップに輝く。チーフとしてマネージメントもする傍ら、２００７年「感動のサービスプロジェクト」のメンバーとしてサービスマニュアルブックの作成に携わる。磨いたホスピタリティを介護業界で生かすべく、２０１０年にミノワホームへ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[かわうそ]

この業界は書かれている通り、時代に必要とされていながら時代遅れの価値観があり、憧れられる要素が薄い。他にも3K。サビ残当然。休日何それ？有給ダメみたいなことでは人が集まるわけない。さらに無気力、無責任、不誠実という人間も多くいて、どうでもいいことで戦っていたりする。また、一般企業に勤めたことがないのでは？という人も多く、社会人の基礎が無い人もいる。しかし介護の仕事は「やる気がある人間に限っては」やりがいもあるし楽しいのだ。工夫の余地の多いこれからの業界、経営者はもっと足りないソフト面を考える必要がある。

2015/09/30

[ステビア]

アルマーニ出身の著者はマニュアル化できないホスピタリティが必要だという。

2019/07/19

[ヒーコ]

ビルゲイツも「一度は人に笑われるぐらいの企画でなければ革新的とはいえない」と語ったらしい。革新というのは、夢物語から始まるらしい。

2015/11/14