内容説明
正月、節供、七夕、盆…民間伝承を通して人間の営みを探る。
目次
年中行事(正月行事;上巳節供;単語節供;七夕;盆)
人生儀礼(産育習俗―誕生から初誕生まで;七五三;婚姻;葬送儀礼)
信仰(地蔵信仰;道祖神;御霊信仰)
口承文芸(小さ子譚;継子譚;異類婚姻譚)
著者等紹介
小川直之[オガワナオユキ]
1953年神奈川県生まれ。1975年、國學院大學文学部文学科卒。博士(民俗学)平塚市博物館主任学芸員を経て、1994年國學院大學専任講師、2003年から國學院大學・大学院文学研究科教授
服部比呂美[ハットリヒロミ]
静岡県生まれ。國學院大學大学院文学研究科日本文学専攻博士課程後期修了。博士(民俗学)。昭和女子大学光葉博物館学芸員、国際子ども図書館非常勤調査員、東京文化財研究所客員研究員を経て、現在は、渋谷区郷土博物館・文学館嘱託学芸員、國學院大學兼任講師、大妻女子大学非常勤講師
野村朋弘[ノムラトモヒロ]
1975年北海道生まれ。國學院大學大学院で日本史学を専攻。國學院大學21世紀COEプログラム研究員、京都造形芸術大学非常勤講師を経て、2012年から京都造形芸術大学専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Marie
1
シリーズ3冊目。図書館の書架に並んでいる最後の1冊でとりあえず。年中行事、人生儀礼、信仰、口承文芸についてで15章立てなので割とコンパクトでライトな章が多い。「五節」、人日(じんじつ 1/7)、上巳(桃の節供、雛まつり)、端午(5/5)、七夕、重陽(9/9)については今まで読んだシリーズの本と関連あるので深掘りが読めればと思ったが、章ごとに著者が違うというのもあり記事が並んでいるような印象。年末にしめ縄の展示を見に行った事を思い出せた第一章 正月行事が1番興味深かった。2021/05/12
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