目次
デザインとは何か?
ユーザー中心主義―人間を中心にすえたデザイン思考
観察から生まれるデザイン
デザイン主導主義―未来を創り出すデザイン
デザインという思考―未来の豊かさのために
変化するデザインの領域
行為から場を生み出す―建築家・谷尻誠さん
気配を創造する―音のコンサルタント・石田康二さん
地域とつながる―デザインディレクター・平野湟太郎さん
街と人とのコミュニケーション―キュレーター・岡田勉さん
他者との関係をデザインする―プランナー・松田朋春さん
進化するものづくりのデザイン―デザインエンジニア・田川欣哉さん
おもてなしのデザイン―料理人・中東久人さん
私たちのデザイン
著者等紹介
早川克美[ハヤカワカツミ]
1964年東京都生まれ。京都造形芸術大学芸術教養学科准教授。武蔵野美術大学卒業。東京大学大学院学際情報学府修了。GKインダストリアルデザイン研究所、GK設計を経て2003年F.PLUS設立、同社代表・アートディレクター。「空間と人」「モノ・コトと人」「記憶と時間」をつなぐ情報コミュニケーション環境の創造をめざし、ジャンルを横断したデザイン活動を実践中。グッドデザイン賞、SDA賞、JCD賞ほか受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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らっそ
3
gaccoの復習。2018/03/05
Sohei Takeno
2
ブログ『MEMOGRAPHIX』で紹介されていて知った。デザインの基本的な考え方から実践例までを扱っている、概説的な本。冒頭「なぜデザインを学ぶか?」でデザイン的な活動への根拠を与えていて、これが新鮮かつとても納得できるものだった。”既にあるモノ・コトの成立過程を想像できるようにすることで、所与のモノ・コトとの適切な関係を保つこと“…というのがその半分だが、これは身の回りのものに対して無意識に成立過程を想像する僕自身の習慣が、デザインの姿勢に近いことを説明してくれた。2014/09/20
刈谷
1
一部の専門職のものと思われていたデザイン思考という手法をインタビューと実例を交え、わかりやすく解説した書籍です。デザイン思考のプロセスを知るための一冊としては読みやすくいいのではないでしょうか。2018/05/09
me__duet
0
たぶんデザインを学ぶ芸大生が1年生の必修科目で読むのだろうなと言う本。デザイナーがどんな考え方を抱いて仕事をしているのかを知れて良かった!2023/11/19
さりー
0
図書館本 デザイナーのそれぞれの持論を展開し、読者が各々で気付きを得るキッカケを与える本でした。2021/11/23