内容説明
森義真氏は、詩集『あこがれ』・創作「はてしなき議論の後」、歌集『一握の砂』・『悲しき玩具』、小説「雲は天才である」・「我等の一団と彼」、評論「弓町より(喰ふべき詩)」・「時代閉塞の現状」などを書き上げ、二十六歳二ヶ月で他界した天才石川〓木の実相を、約八十名の故郷人の証言を通して浮き彫りにした。(鈴木比佐雄、解説より)
目次
1章 〓木が頼りにした人と影響を与えた詩人
2章 盛岡高等小学校と岩手師範学校に関わる人びと
3章 盛岡中学校
4章 渋民に関わる人びと
5章 恩人やゆかりの人びと
6章 親族
7章 評論
著者等紹介
森義真[モリヨシマサ]
近代文学研究家。石川〓木記念館前館長、国際〓木学会理事。宮沢賢治学会イーハトーブセンター会員(元理事)。1953(昭和28)年盛岡市生まれ。厨川小、厨川中、盛岡一高を経て、1976(昭和51)年一橋大学社会学部を卒業。ミノルタカメラ(株)・岩手県産(株)、(公財)盛岡市文化振興事業団(石川〓木記念館)に勤めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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