内容説明
結婚式は誓いの場、時代は変われど、その本質は変わらない。40年以上にわたりウエディング業界を牽引してきた著者が考える結婚式の意義と本当のあり方とは―。「やらない選択」が当たり前になった現代。結婚式の真価を問い直し、ウエディングプランナーが誇りをもって仕事に向き合うための“原点回帰”の書。
目次
第1章 結婚式を行う意味を見失った日本 本当に価値のある結婚式を行っているか(結婚式の仕事に誇りをもっているか;結婚式はしなくてもよい? ほか)
第2章 時代とともに変化してきた結婚式のかたち 「するのが当たり前」から「しなくてよい」ものへ(神前式からキリスト教式へと流れが変わった1970年代;バブル期に目立った派手婚 ほか)
第3章 夫婦として生きていく誓い・けじめの儀式 「感謝・感動・けじめ」を形にするためにウエディングプランナーが知っておくべき結婚式の本質と役割とは(いちばん大切なことは「誓い」;結婚式は二人が夫婦になるけじめの儀式 ほか)
第4章 これから先も本物の結婚式を残していくために― 時代が変わろうとも「結婚式のこころ」を忘れてはいけない(これからは「本物の結婚式」だけが残っていく;ウエディング業界は顧客の取り合いが激化 ほか)
著者等紹介
安部トシ子[アベトシコ]
1945年大分県の自営業の家に次女として生まれる。活水女子短期大学卒業後、株式会社大分放送で秘書として勤務。結婚を機に退職し、実業家である夫を手伝い、事業の代表も務める。離婚を経験し、35歳で上京。輸入物のウエディングドレスを販売するショップで働くうちに、スタイリング・プロデュース・ウエディングのアテンダントの依頼が増えたことを機に起業を決意し退職。1983年株式会社オフィース・マリアージュを設立。ウェディングプロデューサーの草分け的存在として活躍。ウエディングプランナー養成講座開講、一般社団法人ワールドワイドパーティプランナー協会(WPA)設立をはじめとした後進の育成にも尽力し、40年以上にわたりウエディング業界に携わる。2022年9月、オフィース・マリアージュの代表を退き、会長職に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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