出版社内容情報
3観点評価どうしますか?
いま、教師にとって英語の3観点評価の関心が上がっています。
「主体的に学ぶ力」を測る観点が焦点になっています。
意欲を持って自ら学ぶ自律的な学習者を育てる授業を具体的にどのように創り、
評価していけば良いか?
「主体的に学ぶ力」を支える残りの二つの観点
「知識及び技能」
「思考力、判断力、表現力」の育成も併せて考えます。
オンラインでの学びでも、プリント学習でも、生徒が主体的に取り組むには、
どんな手だてがあるか、そのアイデアをお届けします。
内容説明
「3観点評価」は今、小学校・中学校・高校の教師にとって、大きな関心事です。特に「主体的に学ぶ力」をどう観るかが焦点となっています。意欲をもって自ら学ぶ、自律した学習者を育てる授業を、どのように創り、どう評価していけばよいのでしょうか。ここに、生徒を励まし、生徒が生き生きと学ぶことができる、具体的で創造的な実践のアイディアと、授業と評価の見方を広げる論考を集めました。
目次
第1章 評価の視点(3観点評価のひずみと縛りをのりこえる;歴史の教訓から「主体的に」学ぶこの道はいつか来た道?)
第2章 現場からの論考(3観点でも、やりたいことをまず並べよう―教師にしかできない教育的評価を;教師も生徒も納得できる評価に―どうする?!3観点評価合同例会での学び)
第3章 実践・小学校(Can‐do Scaleとの出会い―子どもを動機付ける新たな指導観;知りたい!伝えたい!を大切にした授業づくり―コツコツ振り返りシートから、ドーンとパフォーマンステストまで ほか)
第4章 実践・中学校(生徒が自分で目標設定して臨み、達成感を得て、もっと英語を頑張りたくなるパフォーマンステストを目指して―「主体的に学ぶ力」の評価をどう行うか;「主体的に学習に取り組む態度」の評価方法を考えた一実践―パフォーマンステストや授業の振り返りシートの活用 ほか)
第5章 実践・高校(協同的な探究・プロジェクト型授業で主体的な学びを実現―プロジェクト研究で主体性をどう評価したか;生徒の主体的な学びの力を引き出す―京都府立園部高校英語科におけるパフォーマンス評価)