内容説明
激動のIT業界を拡大しない経営で生き抜いてきた技術者兼経営者の40年の軌跡。
目次
序章 迅速な意思決定と組織全体の見える化が困難…事業を拡大することだけが社長業の正解ではない
第1章 組織を大きくしないからこそ長くやりたいことを貫ける「拡大しない経営」のメリット
第2章 競争優位に立てる大手不在のニッチな市場を切り拓く 大手との差別化を狙った独自のマルチタスクモニター
第3章 迅速な意思決定により早い段階で経営リスクに対処できる すばやい製品改良で情報通信産業の構造転換を乗り越える
第4章 柔軟な事業戦略の舵取りでブルーオーシャンを開拓し続けられる 電話回線領域で生み出した超ロングセラー商品
第5章 システム開発一筋40年、社員30人という“完成形” ナレッジを蓄積しニーズに応え続けられる老舗企業へ―
著者等紹介
水尾恒雅[ミズオツネヨシ]
1970年代に大学卒業後、イタリアに本社のある「日本オリベッティ」に入社、ミニコンピューターを利用したシステムの開発に従事する。入社10年後にソフトウェアメーカーを立ち上げたいという夢をもち1980年6月に株式会社MITシステム研究所を設立。受託開発をしながら「マルチタスクモニター」「マルチCPUボード」をリリースし、大蔵省(現:財務省)から通関システムに採用されるなどの実績を積み、米国ダイアロジック社のオープンデベロッパーに認定される。以降、音声応答システム、PCサーバーを利用したPBXシステムを開発、大手メーカーとOEM契約を締結し、コンタクトセンターで顧客と接する部分(音声応答、音声認識、CTI、CRM等)の商品化、クラウド化を進めている。2023年3月、本社を新丸の内ビルディングに移転し、ますます新しいソリューションの提案に意欲を燃やしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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