内容説明
現役をリタイアした技術者である浅野・佐藤・林の三人は、農業・漁業・林業のスマート基盤を整備するため過疎の離島に渡る。地域経済の自立化を目指す実証実験は順調に進むが、台風とともに突然船団が襲い掛かる。先端技術を駆使して立ち向かうが。先端技術の時代でも守るべきものは何か人生の郷愁の中で問い続ける近未来SF小説。
目次
1 自律分散型地域構想―デュアルユースの準備
2 西ノ海事変
3 シティクラブ・ハボック―ロンドンの混沌
4 オーバルコード―自由の鍵を求めて
5 ブルーソルジャー―星条旗のもとに
6 エンディング・プログラム―グレーゾーン紛争の混沌
7 セキュア・エレメント―最後のレジスタンス
著者等紹介
槙祐治[マキユウジ]
製造業の財務・法務・税務部門にてリスク処理を担当。欧州通貨危機・香港返還・米国同時多発テロを現地で経験した後、株主総会対応・ベンチャーファンド設立支援等を通して、日本の知能化技術の方向性に興味を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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