内容説明
踏まれても、踏まれてもへこたれず生きていく。暮らしや仕事の現場、政治や国際ビジネスなど、様々な場所で見られるコミュニケーションの綻びや断絶。長くそれらを分析してきた研究者である著者は、「摩擦は発展の原動力」と説く。日々の景色から大小ある摩擦の形を切り取り綴った、現代版『徒然草』。
目次
第1章 新グローバルスタンダード「文化」考(多文化共生と棲み分け;地域医療を考える ほか)
第2章 協調性と独創性「人間」考(見るからあるvsあるから見る;あいさつ ほか)
第3章 劣化社会とフェイルセーフ「社会」考(特権階級;改革 ほか)
第4章 日日是好日「生活」考(病室;バスタオル ほか)
第5章 思い出のサンフランシスコ「米国」考(“in‐law”の用法;アルバイトにまつわる英語表現 ほか)
著者等紹介
秋山武清[アキヤマタケキヨ]
茨城県生まれ。日本電信電話公社(現NTT)に電信オペレーターとして一四年勤務。その間に青山学院大学、同大学院を修了。民間調査研究機関、専門学校、短大、大学勤務を経て青山学院大学経営学部教授。専門はビジネス・コミュニケーション論、人間関係論。現在青山学院大学名誉教授、神栖市国際交流協会会長、朝日カルチャーセンター講師、カミスココ・アンバサダー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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