内容説明
「棲みにくくなったよ。人間は邪魔しないでおくれ」農園の周りで過ごしているたくさんの命の嘆き。限られた自然の中で生き物と上手に暮らしていくためには、どうすれば良いのでしょうか。子どもにも大人にも地球環境の大切さを改めて教えてくれる一冊。
目次
カラスさんとの対話
ぎんちゃんの夢 カラスへの畏怖
黒猫さんとの対話
二匹のカマキリさんの対話
蟻さんとの対話
コガネ蜘蛛さんとの対話
アマガエルさんとの対話
ヒヨドリさんとの対話
蝶さんとの対話
雉さんとの対話〔ほか〕
著者等紹介
黒沢賢成[クロサワケンセイ]
1955年群馬県生れ。浅間山、草津白根山の自然の中で育つ。1971年高校時代にオートバイ事故で永らく休学する。その間、将来の仕事を自然相手か時流の製造業にするかで悩む。1980年輸送機器メーカーに入社。開発、営業、法令遵守プロジェクト、海外業務などに従事。海外業務では本業以上に各国の自然観察に心を躍らせる。2015年定年退職後、さいたま市と埼玉県の環境保全の可能性に魅せられて、さいたま市で農業を始める。また同時に、今までの人生を振り返りながら、農業を舞台にした寓話作品作りを始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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