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内容説明
日本の林業従事者数は、三十年で三分の一以下に減ってしまった。神奈川県内で森林整備・管理を続ける山のプロが、問題を抱える日本の林業の「これから」を展望。山の仕事をするうえで大切なことを語りつくす。山林の魅力や存在意義、楽しみ方も紹介。地球環境を考えるためにも役立つ一冊。
目次
第1章 森林の本当の価値について
第2章 高学歴の人が就職してくるような林業に
第3章 山で働くということ
第4章 山の楽しみ方について
第5章 樹木の有効活用(特用樹・薬用樹)について
第6章 山の年中行事
第7章 林業の未来と森林環境税
Q&A
巻末インタビュー 林業再生への道とは
著者等紹介
〓橋正二[タカハシショウジ]
株式会社高橋林業代表取締役。神奈川県出身。山梨県庁で30年間、林道の設計や測量に従事。退職後、帰郷し、森林組合の参事を2年間務めて、林業への知識を深める。49歳で独立し「高橋林業」設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くものすけ
17
山林を維持する為には莫大な資金が必要であることが理解出来た。また、山を守る為の人材育成には資格を取得の為の費用もバカにならない。森林環境税というのが新たに出来、課税されている事を知った。果たして、どれだけの日本人が森林の重要性を理解しているのか?2025/02/26
ちさと
1
幻冬舎からどうしてこの本が出たのかわからない。著者の考えの前提に疑問を感じることもあって、編集者の役割は?林業従事者の実状が少し理解できる・免許や資格を重視、コストも時間もかかる・林産物から健康分野へ製品化できないか、化粧品、漢方・継続雇用、作業安全性、資金繰りが難しい2022/01/18