内容説明
親の希望、家族の事情。板挟みで悩む必要はありません。在宅医療黎明期から、24時間365日体制の訪問診療を続け、1500人以上を看取った在宅医が語る、患者と家族の“幸せな最期”。
目次
1 戒名は、自分で決める!
2 一生忘れない、ラスト・クリスマス
3 思い出のたこ焼き
4 点滴は、イヤ!
5 病院の“問題児”は、家では“優等生”!?
6 手紙に託した「最期のお願い」
7 認知症と、家庭菜園
8 笑顔で迎えた最後のバースデー
著者等紹介
中村幸伸[ナカムラユキノブ]
医療法人つばさ理事長。つばさクリニック岡山院長。1977年島根県生まれ。2002年鳥取大学医学部医学科を卒業後、同年に倉敷中央病院に入職。循環器内科を専門とし、多くの患者さんが本人の希望とは裏腹に転院したり施設に入居したりせざるを得ない現実を目の当たりにする中、在宅医療の必要性を痛感する。2007年に病院を退職し、当時在宅医療のパイオニアであった「新宿ヒロクリニック」に勤務しながら在宅医療の知識を身につける。2009年、岡山県初の在宅診療専門所であるつばさクリニックを開設。2014年にはつばさクリニック岡山を開業。現在、岡山市、倉敷市の2診療所で総勢80人以上のスタッフを擁し、在宅患者を支えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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