内容説明
処方箋の二重チェック、患者への服薬指導、医師の診断・治療時間の確保etc.分業率0.5%の時代から先駆けて医薬分業に挑んだ男の半生から見えてくる薬剤師の真価とは。薬を患者に渡すことだけが仕事ではない。患者に尽くす“薬のエキスパート”を目指し50年奔走した薬剤師の軌跡。
目次
第1章 天命―医薬分業を通して医療に貢献する(医薬分業は薬剤師にとっての長年の悲願;実は明治期に制度化されていた日本の医薬分業 ほか)
第2章 真価―そもそも、なぜ医薬分業が必要なのか(私が医薬分業活動を始めた理由;投薬による事故を防ぐのが薬剤師の務め ほか)
第3章 奮闘―医師と薬剤師が専門性を発揮する、医薬分業を広めるために(医薬分業を北区から全国へ;全国に広がる同志の輪 ほか)
第4章 信念―「最大」よりも「最良」のかかりつけ薬局を目指して(難しくなりつつある薬局・薬剤師の生き残り;患者にとって最良のかかりつけ薬局を目指して ほか)
第5章 未来―これからの薬局、薬剤師に求められること(世の中が変わるには何十年も掛かる;人を育てることの難しさとやりがい ほか)
著者等紹介
前納秀夫[マエノヒデオ]
1945年、東京都生まれ。千葉大学工学部に進学するも家業を継ぐことを決意し、学士入学で薬学部へ入学。薬学部の恩師から漢方を学ぶ。また、千葉大の東洋医学研究会などでも研鑽を積んだ。1972年、実家のマエ薬局に入社、漢方薬を中心とした相談薬局の特色を打ち出す。1974年、医薬分業の普及活動を開始。東京・赤羽からスタートした活動は現在、全国的な取り組みとして広がっている。マエノ薬局グループは、赤羽を中心に都内・埼玉に14店舗を展開中。「処方箋調剤」「セルフメディケーション」「在宅・介護業務」を3つの柱として、地元密着型の経営を追求している。2016年旭日双光章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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