内容説明
生活という大地に深く根を張り、人生を営む。人生を陶芸とともに歩み、見いだした、「生きることの本質」について綴るエッセイ集。斉藤喜博氏が昭和四十七年に創刊した個人雑誌『開く』に連載された全16回のエッセイの中から、珠玉の10回分を収録。
目次
1 なぜ壺をつくりたいのか
2 おそれ多き女友だち
3 国宝的な馬鹿
4 それが世界であるかのように
5 壺になった男の話
6 器用貧乏
7 百尺の竿頭に、更に、一歩を進むべし
8 米と同じような絵、米と同じような文、米と同じような壺
9 壺をつくる意味
10 やや小うるさいあとがき
著者等紹介
平尾義則[ヒラオヨシノリ]
1933年神戸市に生れる。1949年新制中学卒業、1950年高校中退。何度かの転職のあと、電気工事士となり現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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