内容説明
国内外のメーカーが認める、超高精度のスゴい精密加工技術とは?特殊素材加工に悩む、ものづくり関係者必読!
目次
第1章 「より小さく、より軽く、より高精度へ」―熾烈な技術競争が繰り広げられる世界のものづくり(削れども削れども、「もっといい素材はないか…」;なぜ滋賀県・長浜の小さな会社に世界が着目するのか? ほか)
第2章 タングステン、モリブデン、セラミックス、石英ガラス…素材の多様化に追いつけない、ものづくり現場の実態(時代が求める特殊素材には「加工の教科書」が存在しない;どうやって削る―“硬くてもろい”特殊素材 ほか)
第3章 超難削材の精密加工を可能にする「切削」「研削」技術とは?(素材加工―それは「物理」である;理にかなった工具、それはまさに「日本刀」 ほか)
第4章 世界最高レベルの技術者たちが実現させた奇蹟の特殊素材加工(事例1 硬くて割れやすい、欠けやすいSiCに高精度の3次元加工を施したい;事例2 人工衛星に搭載するX線望遠鏡の集光ミラーを成形する型をカーボンで ほか)
第5章 不可能を可能に変える難削材の精密加工技術は世界のものづくりを変える(「知ってもらえさえすれば」―海外出張の報告で新入社員が述べた一言;経営理念があるからこそ、ブレずに仕事に打ち込める ほか)
著者等紹介
浅井要一[アサイヨウイチ]
株式会社トップ精工代表取締役。鳥取大学工学部工業化学科卒業後、数社を経て滋賀グリーンサービス株式会社に入社。ブラウン管金型を扱う部門にて製造業に従事。入社3カ月後には採用担当も行い、2年ほどで約50名の人員を動かすなど事業拡大に貢献。その後時代の変遷と共に早くから将来を見据え、製造業として取り扱う製品を変えながら、自身の製造ノウハウや知識、技術力を磨く。徐々に会社の方向性に違和感を抱き、独立を決意。2001年に起業。マーケットを見極めひたすら独自の技術力を確立し、改善を繰り返しながら現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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