内容説明
悔いのない我が人生のため、いかなる考えで生き、いかに狂うのか。満足な死に向かっていかに生きるべきか―。80歳半ばで死期に向き合った著者が「死から生を考える」エッセイ。
目次
1 死(死にざま)
2 病(神に委ねて生きる)
3 老(今日を大切に生きる;妻とともに、家族とともに)
4 生(楽しく、明るく、思い出に耽りつつ静かに生きる;幼少の思い出)
5 若者へ、一つの生きざま(迷いの人生の中で;努力するとは;百沢竿頭一歩進めよ;小さな闘いに克て;卑下マンになるな;人生ダブルで生きよ;人とのつながりの中で)
著者等紹介
中野克彦[ナカノカツヒコ]
1933年、栃木県生まれ。中学から大学まで慶應義塾で学び、アイスホッケー部に所属。大学時代は全日本メンバーに選抜される。1956年、慶應義塾大学経済学部卒業。同年、日本ゼオン株式会社入社。人事部長及び樹脂、ゴム各事業部長を経て49歳で取締役に就任。企画担当常務時代に海外事業の買収を主宰して1993年代表取締役社長、2004年代表取締役会長、2007年相談役となる。同社に勤務する傍ら、26歳から7年間にわたり母校の体育会アイスホッケー部の監督も務め、ダブルの人生をいく。1998年藍綬褒章、2009年旭日中綬章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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