内容説明
ある日宣告された、10万人に1人という難病。「かならず、教壇に戻る」絶望に打ち勝ち、あがきつづけた、ある教師の真実の物語。つらい闘病生活のなかでも、人生の楽しみと希望を見つけつづける。それが、復帰への第一歩。
目次
第1章 発病(経験のない奇妙な頭痛;教頭試験 ほか)
第2章 発病までの僕(ひ弱で内気;王貞治との出会い ほか)
第3章 入院・手術(難航した資料づくり;頭の中はグジャグジャ ほか)
第4章 退院、そして…(退院;予期しない事態 ほか)
第5章 回復と復帰(自宅でのリハビリ;学校現場への帰還 ほか)
巻末付録 小学校理科おぼえ歌(3~6年)
著者等紹介
常山昭男[ツネヤマアキオ]
昭和40年11月17日、新潟県南魚沼市(旧塩沢町)生まれ。上越教育大学・大学院修了後、大手町小学校、附属小学校といった研究校で学ぶ。両校で総合学習に魅了され、地元に帰り総合学習のサークルKoo(クー)ネットを立ち上げる。理科専科として、自作の「理科おぼえ歌」を活用した、楽しい授業を広めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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けいぴ
25
学友の著書。もう一度教壇に立ちたいという強い願い。不思議な縁と家族、職場、生徒、友人の励ましと支え。壮絶だったであろう闘病のことは、彼の持ち前の明るさからか、さらりと書かれていたがどれだけ辛かったことか。再発から完治へ、本当に元気になってよかった。 2018/08/23
mori
2
書店で偶然目にした本。若いころ、同じ地域に勤め、お名前は存じていた方。ご病気だったとは!生い立ち、教員になるまで、なってから、病気になられたこと、克服したこと…と半生がかかれている。克服され、また教壇に立たれているとのこと。よかった!2018/12/01
riemik
1
隣のクラスの担任だった先生の本。ご病気されてたなんて…でも元気になってよかった。2018/05/06