内容説明
観世流シテ方。日本の伝統を追求し、フランス、アメリカ、中国、ロシアなどの世界で舞い続ける能楽師の美学。日本文化の精粋。自然、食文化、社会、政治、宗教…世界が認める第一線の能楽師が、表情豊かな日本の文化を語り尽くす。
目次
1 日本の四季
2 日本文化と世界
3 美味しい食の話
4 お酒は文化である
5 世の中を想う
6 身辺雑感
7 旅に想う
8 能を舞う
著者等紹介
坂井音重[サカイオトシゲ]
1939年、故・坂井音次郎(観世流・シテ方、社団法人能楽協会元理事長)の嗣子として東京に生まれる。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。三歳のときに初舞台仕舞「老松(おいまつ)」を演じる。八歳で初シテ能「経正(つねまさ)」を務める。国の重要な文化行事として米国・中国・ロシアの首都にて主役を演能。2008年、長年にわたる国際文化交流が評価され、外務大臣個人表彰を受ける。重要無形文化財総合保持者。観世流坂井職分家当主。白翔會主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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