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内容説明
言語学者が世界8カ国の裁判所を歩き回り、時に悪戦苦闘しつつも粘り強く聴いてまとめた探訪記。国によって異なる常識や、日本では考えられない事件、海外の人々の価値観や倫理観に触れられるのは「観光地」ではなく「裁判所」である。海外の裁判所ではその国のリアルを見ることができるのだ。さまざまな国や人間の素顔に触れられる見聞録としてだけでなく、一風変わった外国語学習法のヒントとしても有益な一冊。
目次
プロローグ なぜ裁判か
第1話 銃声の彼方に―アメリカ篇
第2話 レイプに群がる紳士淑女―イギリス篇
第3話 軽罪裁判所の常連客―北ドイツ篇
第4話 おぬしは何者でござるか―オーストリア・南ドイツ篇
第5話 涙にむせぶ美女の証言―フランス篇
第6話 我、裁判官に尋問さる―ロシア篇
第7話 ローマの休日―イタリア篇
第8話 これって裁判?―インド篇
エピローグ 外国語習得の喜び
著者等紹介
山中信彦[ヤマナカノブヒコ]
1983年、東京大学文学部言語学科卒業。埼玉大学大学院人文社会科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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