内容説明
就職した先で勇一が出逢ったのは、１０歳上の強気な女性・葉子。突如決まった二人旅を境に距離は縮まり、覚悟の退職そして逆プロポーズ。決して豊かな生活ではなかったけれど、お互いへの思いやりに溢れた幸せな毎日。お互いを一途に想い続けた。気づいたら、５０年以上経っていた。夫と妻、それぞれの視点から語られる、手と手を取り合い生きてきた、とある夫婦の物語。
目次
勇一の生い立ち
勇一の上京
長男、兄として
二人の出会い
初めての二人旅
五月の夜風
望む以上のこと
揺るがない決意
東京からの脱出
葉子の印象〔ほか〕
著者等紹介
東堂かずこ［トウドウカズコ］
１９６６年、宮城県生まれ。家電量販店に勤務（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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