出版社内容情報
現代最強のストーリーテラーによる、青年と猫のロードノベル。あたたかな光溢れるラストまでどのページにも忘れ難い風景が広がる傑作秘密を抱いた青年と一匹の相棒は“最後の旅”に出た。現代最強のストーリーテラーによる、青年と猫のロードノベル。あたたかな光溢れるラストまでどのページにも忘れ難い風景が広がる傑作。――さあ、行こう。これは僕らの最後の旅だ。
有川 浩［アリカワ ヒロ］
著・文・その他
内容説明
この絆は、恋愛を超える。カギしっぽのナナと心優しい青年サトルの、最後の旅の物語。僕は諦めない。ハッピーエンドが待ってるんだ。
著者等紹介
有川浩［アリカワヒロ］
高知県生まれ。２００４年、第１０回電撃ゲーム小説大賞“大賞”を『塩の街』で受賞しデビュー。自ら結成した演劇ユニット“スカイロケット”の舞台化を手がけるなど、活躍の幅を拡げている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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しんごろ
134
やっぱり涙もろくなってきてる。年のせいだな(笑)涙があふれました(^^)悟が猫のナナを引き取ってくれる人を探す旅の話！人懐っこい悟の視線から、賢い猫ナナの視線から、悟の素晴らしい友人たちの視線から物語がなりたち、思いっきり感情移入して見事に涙腺崩壊しました(^^)有川浩さん恐るべし！ですね(^^;)BGMには鈴木祥子『SNAPSHOTS』、あるいは安田レイ『PRISM』もイメージしました(^^;)2016/06/10
ポチ
67
猫のナナの引取り先を探しに、一緒に友人達に会いに行く話。悟って凄い奴だなぁ‼︎ナナって最高だなぁ‼︎友達も素敵だなぁ‼︎涙が止まりませんでした。ラストは涙を流しながら笑っている自分がいました。いい本です(^^)2016/06/22
ゆうゆうpanda
66
猫好きなサトル。昔飼っていた猫に良く似た野良猫を拾い、家族となる。賢い猫ナナの語り口が可愛らしい。有川浩の文章はセリフばかり何行も続くことが多くて最近敬遠気味だったけど、これなら読み易くていいと思った。ある理由でナナを手放すことになったサトル。ナナを連れて引き取り手を訪ねる旅をする。その理由が反則級。最後の方は涙が止まらなかった。旅を通して振り返るサトルの人生。優しい人柄と人懐っこさに魅了されてしまった。サトルが野良猫だったら拾っちゃうかも。友情って何？家族って何？を確認しつつのしみじみと温かい旅だった。2016/05/16
達ちゃん
58
すごく面白かったし、最後は泣けました。みんないい人ばかりだし、猫目線の語りがほんわかして良かったです。2018/05/20
p.ntsk
56
あかん。やっぱりあかんやつやった。久しぶりに小説で号泣しました😭。主観で語られるナナの言葉や気持ちが絶妙でした。猫要素だけでも泣けるのに悟の出自や生き方に涙。お互いを思う悟とナナの絆の強さと深さにまた涙。でも悲しみの中にもユーモアがあり愛があるから悲しいけどどこか清々しさが残りました。猫がよく眠るのは懐かしい人たちに会いに行ってるからなのかもしれないなと思いました。[共読反映の為登録] 2019/07/06
