抽象・具体の往復思考<br> 笑いとは何だ?―抽象・具体の往復思考〈2〉

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抽象・具体の往復思考
笑いとは何だ?―抽象・具体の往復思考〈2〉

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  • サイズ B6判/ページ数 303p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344912915
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0090

内容説明

フランスのエスプリから大阪のボヤキ漫才まで。京都法曹文芸「奔馬」から全8作品を収載。長谷川町子、桂枝雀、川崎徹、片岡敏郎、足立克己、福沢諭吉、ゴーゴリ、フロイト、アンドレ・モロアの「笑い」などを採り上げた随筆・小説集。

目次

(諭吉はこんな愉快な人だったのか)福沢諭吉私小説
(過払い金、取り戻しましたか?)法律漫才の試み
(言葉に、意味、情意、ウソ、毒あり)深く書くために、言葉の四つの鉱脈を掘り進む
(「語り手」と「登場人物」の扱い方に注意)日本語の文の法則を確認し、何を生かし、何を殺すかを提案する
(笑いに、ユーモア、ウィット「エスプリ」、コミック、サタイヤあり)長谷川町子『サザエさん』の笑いを分析し、次いで、すべての笑いの類型化を試みる
(コピー小説風)アレをするのは国のため
(一、笑い 二、言行の二重認識)二重認識者の快楽
(「犯人不明説」を否定し、「犯人明示説」を採用)京都山科『薮の中』強姦殺人事件

著者等紹介

安田健介[ヤスダケンスケ]
1938(昭和13)年生まれ。1964年、京都大学法学部卒業。出版社勤務を経て、1972年から2013(平成25)年まで弁護士。京都法曹文芸「奔馬」第1号から第33号まで編集長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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