内容説明
「ビジネス法務」について、専門用語を極力排し、初心者にもわかりやすいよう図解を中心にまとめた一冊。
目次
序章 ビジネスパーソンよ法律を手に戦え
第1章 会社は法律でできている
第2章 法律で会社の財産・権利を100%生かす
第3章 スキのない契約で利益を確実に
第4章 債権管理・回収は常に一手先を読む
第5章 社内を制する者がビジネスを制す
第6章 消費者や社会を読めない会社は沈む
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
桜もち
31
初めて知った、耳より情報がいっぱい~インサイダー取引の範囲は、たまたま食事に来た会社関係者の話を耳にした飲食店の店員も含まれる、とか契印割印の実際例とか、今までなんとなく分からなかった手形の裏書きの見方も分かった。料亭で出た焼き魚で食中毒になったら、それも加工品ということでPL法の対象となるんですって。食中毒の訴えの根拠法が意外なところにあると分かっておもしろい!2016/03/25
Yuma Usui
15
ビジネスに関する法律についてざっと確認できる一冊。特に会社法や知財、契約や債権管理・回収などは勉強になった。漫画の島耕作の台詞にアテレコ(多分)されていて少し楽しい。2018/10/03
SABA
2
イラストが古くて昭和を感じました。ビジネス法務は社内、倒産、契約、国際取引、株主総会など範囲が広いんだなと思いました。分かりやすく書かれているので、初学者には入りやすかった。2024/03/28
人間万事塞翁が馬
1
新型コロナウィルス感染症対策特別措置法の改正案で、入院拒否や、行動履歴に関して虚偽の証言や調査への理由のない拒否をした場合の罰則が規定されるとか。 もちろん感染者の増加を抑止することは大切であることはよく分かりますが、本人の自由な意思を超えてまでやることでしょうか。どこで何していたか(いや、やましいとかじゃくても)言いたくないことなんざ誰にでもあり得る気がするのですが・・・。2021/01/17
いたみん
1
法務について興味本位で読み始めたが、働く上で非常に重要なことが書かれてて大変為になった。2014/04/01