出版社内容情報
南陵高校吹奏楽部。入部以来ずっとトランペットの1stポジションを勝ち取って来た片桐千早のもとに、吹奏楽の強豪校で、同じくトランペットの1stを担当していた転校生、相川響が現れる。やがて二人は音楽を通じて、お互いにとって唯一無二の存在になっていく――。
オーディションで見事1stを取り戻した片桐は、しかし自分に自信が持てないままでいた。そんな状況を打破すべく、訪れた音大の体験レッスンで、同じくトランペットを吹く男子高校生、世良と出会う。相川と同じレベルの音を奏でる世良は、相川をライバルとして適ししていた。更に片桐に「俺と音大に通え」と言い放ち――!? 「次にくるマンガ大賞2023」webマンガ部門入賞! LINEマンガ発の大人気青春群像劇、涙と決断の第7巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆづたろう
1
86話、片桐が相川を祭りに送り出し花火を背景に独り夜を歩くまで、88話で同じ花火を見ながら相川が髪飾りに気づく場面、94話の世良と姉の車中のシーンでカーラジオからの不穏なニュース音声と物語がシンクロして(いるのかいないのか不明なままに)進行していく構成、などなど7巻もヤバいが溢れてる。そして百合にはさまる男が最高な巻でもあって、蓬餅先生自身は不本意な題名だったにせよ『百合にはさまる男は死ねばいい⁉︎』、いや元気に生きて!とタイトル回収だよ。紙媒体ラスト?ジャンルのトップランナーが電子のみとかあり得んよ!2024/12/29