出版社内容情報
此花亭最上階の部屋で一人過ごす、引きこもりのお姫様・菊理。眠りのたびに「夢と現実」を行き来する菊理と、菊理の側で物言わぬ人形の振りをしながら世話を焼く、呪いの日本人形・お菊。2人は此花亭でのゆるやかな時間の中でお互いの心の隙間を埋めながら、いつしかかけがえのない友達になってーー。
あの世とこの世の間の宿場町にある温泉宿「此花亭」で繰り広げられる、癒しのノスタルジック和風綺譚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雪紫
44
此花亭はしんみり和むのに(あれ、後の伏線?)埋め合わせするかのように巫女どもの変態巣窟っぷりが加速してる・・・。メガネキャラは、カプ推し系な同類として言うがある意味めんどくさいカプ推しの極致・・・いや、納得出来る部分もあるわな(その後のエピソードがあれに負けないしんみり具合で良かった)。2024/08/30
龍田
2
推し活、ぬい活の話があるとは。皐月ちゃんの人当たりが良くなって寂しくなる柚子ちゃん可愛い。2025/01/17
乗合自転車
2
メタネタがなかなか強烈な巻ではあった。2024/09/01
もっち
2
お菊ちゃんよかったね、よかったねえ もうしばらく成仏しない程度に幸せでいておくれ 蔓さんの巻き起こすネタ時空が強い…巫女勢ほんと人材豊富だな2024/08/24
ひょろ
1
たびたび出てくる創作絡みのお話。やはり作り手届け手としての思いがあるのだろうなと感じる。2024/09/15