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内容説明
「稲盛和夫経営講演選集」シリーズ第1巻のテーマは「技術開発」。技術開発に心血を注ぎ、強い危機感をもって、世界中で戦えるレベルにまで技術を高め、専門家を極めた高度な技術を基軸にして多角化を図る。技術開発と経営の関係性と、そのエピソードをまとめた1970・80年代珠玉の講演選集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
5 よういち
90
京セラの設立者、名誉会長・稲森和夫の経営講演をまとめた選集。全6巻のうちの第1巻『技術開発に賭ける』◆稲盛和夫はやはり名経営者だ。熱い思いがヒシヒシと伝わてくる。◆技術開発をするうえで知識や学問は大切であるが、その人の持つ考え方が大事◆技術開発で求められる考え方/一番大切なのは『動機』。その動機は個人の利益に起因するものではなく、生き甲斐になるものが必要。/自ら燃える/想像はポジティブに、実行はネガティブに/創造において『思う』ということが最大のエネルギーになる。強烈な『思い』が物事を現実のものにする。2019/10/09
KTakahashi
2
厚いですが読みやすい本です。稲盛氏の熱が伝わってきそうです。おすすめします。2017/05/05
Tohru Soma
2
「できる」と信じてこの世の誰よりもそのことを考え抜く。それまで解決しなかった糸口が突然つかめて、解決することがある。USJの森岡さんも同じことをおっしゃっていたけれど、これもまた真理なんだと思う。思い続けることが行動になって出る。強烈な思いが、物事を現実のものにし、創造につながる。2015/10/31
まろん
1
★★★★☆ 稲盛和夫が経営の最前線に立ち、技術開発の指揮も取った1970-80年の公演をまとめたもの。話口調のまま文字に起こしたもので読みやすい。50年前の公演だが、風化せず今でも重要な考え方を学べる。素直で謙虚な心をもち、人一倍情熱を燃やし、ときには「狂」の状態に移れるタイプの人でなければ優れた研究開発はできない。技術開発の成果を生み出すファクターは「知識」×「能力」×「考え方」。動機付けが大切で、個人に起因するものではなく、出来るだけ高い次元のものに設定する。まずは自分の仕事に惚れ込むこと。2021/04/30
takao
1
ふむ2021/02/16