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出版社内容情報
【北見優作(52歳)】。名前はわからないが、ドラマで顔は知っている──優作は、そんな脇役俳優である。気ままなシングル、大好きな役者仕事に大きな不満はない。仕事が終われば夜な夜な酒場へと繰り出して、うまい酒と美味しい魚に舌鼓をうつ。。ただ、〔オトナの余裕〕と〔未熟すぎる恋愛術〕を持ち合わせるがゆえ、いつも越えられない「男と女の壁」に苦悩させられる。小料理屋の美人女将、老舗居酒屋で相席となるフランス人女性、往年の大女優、そして離婚した妻……が、艶っぽくもコミカルに五十路過ぎの男ゴコロを惑わせていく。
枯れることなき男の色気を身にまとい、未熟な中年男のダンディズム全開……といきたいところだが、優作曰く「男は五十にしても惑うばかり……」なのである。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミカママ
425
今季(『何食べ』は別格にしても)一番楽しみにしていたドラマが終わってしまって、急遽原作をDL。『深夜食堂』の作家さんなんだ、どうりでウマが合うわけだ。ドラマと違い原作は4ページ単位のショートストーリー。それぞれの逸話を「あぁ、あの回に出てきたな」となぞることのできる楽しい読書だった。ドラマ中にはお店紹介もあったので、誰か連れてってくれないかな(笑)そして北村有起哉さんのファンになってしまった。出演作品、探してみよう。2023/12/13
Iwata Kentaro
4
書店で衝動買い。面白かったー。さすが。優作、俺と同い年なのに優雅すぎ(笑)。2023/07/18
てつろう
2
劇団のバツイチの優作がお酒や人間関係をテーマに繰り広げる人情味ある漫画、テレビでも現在放映中。美味しい料理、お酒が飲みたくなる漫画だ!2023/11/17
ぷくらむくら
2
すごく短い物語なのに味わいは濃い。各呑み屋の雰囲気と味わいをも楽しめていろいろとお得感。2023/09/03
永遠子
1
おもしろかった。いろんなお店と料理が出てきて楽しい。シウマイ弁当、蕎麦屋の中華そば、秋刀魚、洋食、焼き鳥、ロースかつ、海苔弁…。優作さんが美味しそうに飲むので、瓶ビールが飲みたくなる。北村有起哉さんでドラマ化されるみたい。そちらも楽しみ。2023/07/28