内容説明
みにくいものをよりみにくく、美しいものをつまらなく映す、悪魔の鏡。それが何億ものカケラとなって世界中にくだけちった!カケラは、少女ゲルダの幼なじみ、カイにもつきささる。優しかった少年はすっかり冷たくなり、すべてをわすれ、雪の女王について、どこかへ消えてしまう。のこされたゲルダは手がかりもなく、はだしでカイをさがす旅に出るが…。絵54点の感動ドラマ!名作「白鳥の王子」「夜鳴きうぐいす」も収録。小学中級から。
著者等紹介
アンデルセン[アンデルセン]
ハンス・クリスチャン・アンデルセン。1805~1875年。デンマークの代表的な作家・詩人。著作多数
木村由利子[キムラユリコ]
大阪府生まれ。大阪外国語大学デンマーク語学科卒業後、コペンハーゲンに留学
POO[プー]
東京都在住のイラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
61
帯に「大ヒット映画の元になった名作」とあるけど、大ヒット映画って「アナと雪の女王」だろうな。読んでみたら大元の話はアナ雪とは全然違う。メルヘン要素がてんこ盛りで楽しい。でも展開が一本調子なので、ちょっと盛り上がりに欠ける。これ構成を作り直して、リライトするのも良いかもね。かなり幼いときに見た、ロシアのアニメ映画「雪の女王」も軽く思い出した。他にも短編で「白鳥の王子」「夜鳴きうぐいす」が収録。この2編も子供の頃、アニメで見た気がする。POO氏のイラストが魅力あって効果的。童話を読む醍醐味のある一冊でした。2019/07/05
歩月るな
9
児童向けレーベルながらその「向け」の部分を脱却しつつの攻めの「新訳」を敢行した意欲作。本当に挿絵が素晴らしすぎるので……。山賊娘ちゃんがだいぶフェティッシュのかたまり。出番は少ないながら、すべてを取り戻した後の嬉しい再会と、旅立ちが描かれる点ではもう一人の主人公と言っても良い。墓を掘り返し死肉を貪る魔女などの描写もあり(敢えてそこを挿画に描いているのも攻めている)ところどころは童話ならではのエグさがある。アンデルセンはどうせなら岩波文庫版で揃えたいところだけれど、しばらく先の予定になりそう。挿絵が良い。2019/01/11
カヤ
4
雪の女王をようやく読めた。~ちゃんってのが違和感あったけど、読みやすかった。白鳥の王子は、王さまのどこに惹かれる要素があるのかわからなかったけど、妹かわいい好き。うぐいすのは、中国のお話って最初に書いていったから、アンデルセンなのに??って思ったけれど、こういうのもあるんだね。2016/12/08
アイロニカ
2
以前新聞のコラムであらすじを知って気になっていたので、挿絵が可愛らしい角川つばさ文庫版を購入。悪魔の鏡が砕けて世界に散らばったという冒頭の背景設定みたいなのが好きだなぁ。ゲルダとカイではない無数の物語を自ずから想像させてくれる。まぁしかし表題作『雪の女王』は90ページ位で終わってしまってストーリーもトントン拍子に進むばかりでそこまで印象には残らなかったかな。後半の短篇『白鳥の王子』と『夜鳴きうぐいす』はタイトルも知らなかったが、主人公の切実さや寓意を感じやすくて面白く感じられた。またそのうち読み返したい。2019/02/15
十日
2
雪の女王、すごくおもしろかった!この瑞々しい感性、アンデルセンすごい。あと白鳥の王子様って、十一人もいて、しかもヒロインの兄妹だったんですね。王様別なのかていうか王様それ誘拐。やっぱり原作(翻訳されてるからちょっと違うだろうけど)読まないと分からないことってあるなぁ。2014/05/24
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