出版社内容情報
夫の失踪、身辺に連続して起る殺人事件とそれらを結ぶ有田焼の航跡の謎…東京、有田、ギリシャ、メキシコを舞台に壮大なスケールで展開されるサスペンス・ロマン
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
53
突然失踪した愛する夫。連続殺人事件。久仁子は愛を求めるようにギリシャ、メキシコへと飛びます。それが彼女の道だから。ボロボロの久仁子を支える楠本と耕一郎。スケールの大きい物語だと思いました。最後のサスペンスロマンは思わず悲鳴をあげたくなります。2021/01/31
活字ジャンキー
5
なんの前触れもなく蒸発した夫の行方を追い続ける妻の久仁子。結婚一年目であり前夜まで平和であったと久仁子は頭を抱える。僅かな手掛かりにもしがみつくように愛する夫を探す。その先々で変死を遂げる知人ら…ボロボロの久仁子を支えたのは夫の助手である楠本と義弟の耕一郎であった。ラスト10頁に素っ頓狂な声を上げるであろうサスペンスロマンでした。2020/08/17
びび
3
むちゃくちゃです!さすがは平岩先生!ええええ!?こんなラストがありますか!?と、いうただただ、主人公が可愛そすぎるオチ。 顎が外れました笑2024/07/22
ツカモトカネユキ
2
結末に近づくにつれ情景描写が煩わしくなりました。 そんな終わり方なんだって感じました。2017/03/13
ぺんた
2
うわ~、クズ野郎だ!2015/04/02