内容説明
一生に一度の恋をしている―。大学時代に出会い、気がつけば苦しいほど支倉のことを好きになっていた緋宮。けれど緋宮は、一度だけ抱いてくれた支倉の前から黙って姿を消す。自分はもう「復讐」にのみ生きると決めてしまったから。そうして緋宮は幾年もかけ周到に準備を重ね、標的への接触を図る。しかし二度と会わないはずの支倉と再会し…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
波多野
31
絵師さんとあらすじに惹かれて購入しましたが正解!とっても萌えました。大好きな両片思いの両視点。受が攻に復讐する話かと思ってたら勘違いでお互い共犯者のような立場で受の父親の無念を晴らします。BLを読む時に私はいつも受を好きになるタイプなんですが、今回は攻萌えでした。親友の立場を崩せずクールなのに内面悶々としたり、受の行動に過保護になったり、甘さがたまりませんでした。 2017/06/18
そらねこ
23
う~ん…。面白かったという感想でハードル上げちゃったのかもな。きたざわ尋子さんの珍しい知能犯罪を含んだサスペンスという認識だったんだけど…やっぱりBLだしな…という感想に落ち着かざる得ないかな…。何故にこの第三者がお手伝いしてくれたのか?それほど優秀さを感じない…気がするんだけども…。サスペンスというトコに引っ掛かって読んでしまったからこの感想なのかもしれない。すみません。2019/05/12
なみ
22
嬉しい両視点話。(ほぼ攻視点)「君たちは相互認識がおかしいよねー」と、当て馬?立ち位置のそれも私的には魅力的な男、鷺沢が言うとおりお互い好きすぎるのにすれ違ってるのがもどかしくて。復讐終了とともにこれよこれ、きたざわさん!なとても甘い展開になりいい感じで読了。2017/06/16
わんコ!
16
久々のきたざわさん。復讐もの。表紙とタイトルで割とポップな感じかと思ったら、ガッツリでした。これ、タイトルあってる?? 追っかけてくる攻に萌。とても読みやすく、面白かった。2017/07/08
嵩実
15
面白かった。面白くて、こんなにさくさく物語が進むのが勿体無い!と読みながら思ってしまった。大筋はそのままでいいので、倍くらいのボリュームで読みたかったな~。攻めと受け、それぞれの属性らしい容姿の二人なのに、生い立ちや才能、思考までよく似ているという設定が新鮮でした。エッチの前に、というかヤリながらでもいいから、大事なことは言葉にしないとね!って、BLを読むとつくづく思うなー。2017/09/30