内容説明
幸運を呼ぶ“月兎”になるには人間から100回の“有難う”をもらえばいい―。ご主人様の陽一を幸せにしたくて神様の不思議な力で人間にしてもらった兎の望は、“有難う”のために陽一のお世話をしようと奮闘するけど、もとは兎なので掃除も洗濯も×。逆に、天真爛漫なのに兎的にHに貪欲というギャップが可愛すぎて、陽一から溺愛されまくりで―!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しましまこ
27
作家買い。捨てうさぎが月兎の神様(美しいけど、結構な性格)に願いを叶えてもらって人間に。拾ってくれたご主人様と、捨てうさ時代に面倒を見てくれたミケ猫さんに恩返し・・・とにかく可愛い!可愛く健気なうさ!イラストもいいわ~。2017/06/17
きょん
24
ふわぁ~可愛かった。兎姿でお月さまに両手を合わせてお祈りする姿もイラストで見たかった。どうやら他にも人間の姿で生きるモフ達が沢山いるようで、帝釈大学つながりでスピンでないかな。2017/07/10
anko
16
思わずおなじみのセリフ『何なんだこの可愛い生き物は?!』って言ってしまったくらい望(元プウ太→ピョン吉)が健気で一生懸命で可愛い♡そんな子が自分のためにごはんつくってくれたり幸せ願ってくれたりと尽くしてくれたらいくらノンケの巨乳好きだって好きになってしまうよね。優しい苦労人の洋一に可愛い嫁が出来て本当に良かった。ちょい天然入った悠香さんもいい子でしたね。彼女と望が作ったミケさん主人公の魔法の毛糸を探しに行くお話も読んでみたい。悪人が出てこないのでストレスフリーでほっこり幸せな気分になれるお話でした。2017/07/03
マシュ
12
溺愛期待買い。理想の溺愛を求めて彷徨い中。先に言わせていただくと、過保護というけどそうでもなかったし溺愛レベルも普通。大好きだった小学生の男の子の飼い主が引っ越すことになり、その男の子は知らずに両親が勝手に兎を公園に置き去りに。そのまま猫と公園に住んでいたところを、俳優でラジオパーソナリティの男に拾われ、月兎の神様が22歳の人間の男に変身させてくれ、拾った男に100回感謝されると兎も月兎になれると言われるお話。俳優の男は好きな女の子がいたし、兎も別に超絶可愛いだけ(←笑)読むタイミングが悪かっただけかも。2018/07/05
*ちえ*
10
紙本。はい!可愛いは正義!以上!!ってだけでもいいくらいです(笑)月兎になってご主人様に幸運をもたらせたい兎の望と、見かけは役柄的にチャラくも真面目な苦労人、役者兼ラジオパーソナリティーの陽一の可愛らしい日常。泣くとうさ耳シッポが出て兎に戻る設定も可愛らしい。♂の三毛猫・ミケさんがまたいいの!金坂さん=ケモ耳で良いですよ??w2017/06/29
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